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平成14年第1回定例会(第6号 3月20日)

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  1. 串間市議会 2002-03-20
    平成14年第1回定例会(第6号 3月20日)


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    平成14年第1回定例会(第6号 3月20日)                    平成14年3月13日(水曜日)午前10時開議 第 1  市政総体に対する一般質問 〇本日の会議に付した事件  1.市政総体に対する一般質問 〇出席議員(19名)      1番  津 曲 保 夫 君       2番  竹 下 主 之 君      3番  門 田 国 光 君       5番  坂 口 正二郎 君      6番  福 添 忠 義 君       7番  岩 下 幸 良 君      8番  渡 辺 郁 郎 君       9番  児 玉 征 威 君     11番  内 田 浩 幹 君      12番  黒 水 憲一郎 君     13番  土 持 厚 一 君      14番  武 田 政 英 君     15番  木 代 幸 一 君      16番  田 上 俊 光 君     17番  谷 口 安 美 君      18番  末 海 重 俊 君     19番  津 曲 善 義 君      21番  森   光 昭 君     22番  深 江   明 君
    〇欠席議員(1名)     10番  時 任 義 一 君 〇説明のため出席した者の職氏名  市   長     野 辺 修 光 君   助   役       佐 野 芳 弘 君  収 入 役     野 辺 忠 徳 君   教 育 長       岩 下 斌 彦 君  監査委員      江 藤   強 君   消 防 長       川 崎 善 昭 君  企画課長      今 村 勝 哉 君   総合調整室長      岡 田 弘 一 君  総務課長      武 田 憲 昭 君   財政課長        深 江 耕 次 君  契約課長      坂 中 喜 博 君   税務課長        森   茂 徳 君  市民課長      鳴 海 正 文 君   健康管理課長      渕   敏 郎 君  生活環境課長    立 本 伊佐男 君   農政企画課長      永 友 安 行 君  農林水産課長    久保野 俊 郎 君   農地整備課長      黒 木 親 男 君  商工観光課長    山 口 孝 博 君   土木課長        深 江 健 輔 君  都市計画課長    川 崎 長 規 君   福祉事務所長      右 松 康 廣 君  市立病院事務長   山 内   学 君   大束支所長       山 口 文 男 君  本城支所長     門 川 喜 次 君   都井支所長       黒 原 邦 治 君  市木支所長     和 田 幸 満 君   会計課長        小 笠 峰 夫 君  水道課長      本 田 嗣 夫 君   学校教育課長      田 中 卓 良 君  生涯教育課長    山 下 泰 文 君   監査委員事務局長    山 田 隆 夫 君  農業委員会事務局長 中 島 益 男 君   選挙管理委員会事務局長 野 村 勇 一 君 〇議会事務局職員出席者  局長        古 瀬   健 君   議事係長        前 田 宜 良 君  調査係長      水 頭 俊 彦 君   庶務係長        岩 下 勇 次 君  書記        長 友 和 裕 君   書記          森   慶 子 君  (午前10時 2分開議) ○議長(深江 明君)  これより本日の会議を開きます。  ただいまの出席議員は19名であります。  本日の会議は、お手元に配付してあります議事日程第4号によって行うことにいたします。  直ちに日程に入ります。 ──────────────────────────────────────── ◎日程第1 市政総体に対する一般質問 ○議長(深江 明君)  日程第1、きのうに引き続き一般質問を行います。  それでは、8番渡辺郁郎議員の発言を許します。 ○8番(渡辺郁郎君)  (登壇)おはようございます。3月議会も本日で3日目を迎えました。早速質問に入らせていただきますが、通告しておきましたので、その順に従ってお聞きしてまいります。毎回申し上げておりますが、理解できる答弁をしていただくよう初めにお願いをいたします。  まず、初めに、リフレッシュビレッジについてでございます。  13年度の営業見込みを、社長たる市長はどのように予測をされておられますか。12月議会答弁では、上期の利用状況は入浴客、宿泊客、食事利用、特産品コーナー、加工施設、ともに昨年度よりプラスとなっておりますと答弁がありました。その後の推移等をあわせお聞きをいたします。  12年度は約1,200万円の損失でありました。当然損失解消計画は策定されているものと思っております。その解消計画に沿っての初年度、すなわち13年度の事業方針が幾つか掲げられております。以下、項目ごとにその取り組み状況についてお伺いします。  1点目、営業活動についてであります。年間計画と利用計画の実態について、計画内容と進捗状況はどうなのか、お聞かせをいただきたい。社員1人1人の営業目標を設定をする、部門ごとに管理責任者を配置する、係数観念を育成するなどして、全従業員の営業参画意識を図るとあります。社員の意識がどのように向上し、会社経営に寄与していると考えておられますか。  2点目、経費、予算管理の徹底についてであります。原価管理の中で、商品チェック・見直し、受注システムの検討とあります。どのような内容の検討に取り組まれ、改善が図られたのでしょうか。  3点目、人材の育成と適正な評価システムの構築であります。教育訓練、研修体制の見直しはどのような内容について見直しがなされ、その成果はどうなのか。職務上の権限と責任、担当職務の明確化にどう改善をされたのか。また、この中で課長、係長にはどのような権限を付与されておられますか、お聞かせをいただきたい。成果報酬の制度の導入とあります。社員の対比、どのような成果報酬を制度をとられているのか。また、この報酬制度の審査はだれが評価をされているんでしょうか。専務、課長等の評価はだれがなされるんですか、お聞きをいたします。  次に、改善運営委員会についてでありますが、昨年7月設置以来、4回の委員会が開催されていると今回の答弁の中にありました。この改善委員会でどのような意見、提案が出されているのか、また、この出された意見、提案に対し会社の取り組み状況はどうなっているのかお聞きをいたします。  食の健康拠点施設として自慢できるメニューはどんなのがあるのかお聞かせをいただきたい。また、原価率についてでありますが、地元食材を使用している、薬膳料理をつくっているなど、ゆえに高くつくと聞いております。地元調達の割合はどうなのかお聞きをいたします。  次に、リサイクル問題についてであります。昨日までの同僚議員の答弁で、担当課長は、資源ごみの分別収集容量について、地元民からの要請があれば赴くと答弁がありました。地域説明会、ごみの分け方、出し方ガイドの各戸への配付、ごみステーションの設置、回収袋、回収容器等配布など、リサイクル事業開始に当たっての行政の打つべき対策は実施をされております。しかし、1年たった今日、周知徹底が市民末端までなされていないのが原因で、廃棄物回収運搬業者等が収集してくれない混入不燃物がごみステーションに野積みされているのであります。搬入する市民のモラルの問題と決めつければそれまでであります。市内各区が同日、同時刻に回収ではないはずであります。区長、減量推進指導員等の連携を図り、現状を把握をされ、職員を現場に派遣、実地指導されるなどの方策をとるべきではないのか、その対策についてお伺いをいたします。  次に、学校教育についてであります。4月から完全学校週5日制が施行をされます。学校教育の充実については、教育環境並びに生徒指導体制の充実、いじめ、不登校の対策、家庭、学校、地域社会との連携などを図り、串間市ならではの特色ある教育を展開していくとされています。そこで教育長に次の点を聞きます。  市内、特に中学校でのいじめ、不登校の実態はどうなのか。その原因は何と分析をされておられますか。また、今日までどのような対策をとられておられるのか、お聞きをいたします。  完全学校週5日制となれば、学校と保護者との連携強化はもとより、学校所在地域住民との連携をより密にしていかなければならないと私は考えております。これら住民、諸団体との連携をどう考え、今日までどう対処されておられるのか。そして、4月1日以降の体制にどう乗せていこうとされておるのかお聞かせをいただきます。本制度は新たなる試みであり、また、この学校完全週5日制の持つ利点、欠点を、教育長としてどう分析をされているのか、あわせお聞きをいたします。  次に、産業廃棄物問題についてでございます。昨年11月28日、地元本城での県と地元民との説明会で、県は最終的には代執行もあるが、あくまで原因者に責任をとらせる、整理回収機構がキーパーソンのようになっており、現在協議中である。方向性が出てくるまでには債権も絡んでおり、最短でも6カ月ぐらいはかかるなど説明がその事実であります。その後、どのように県はこの問題に対して取り組んでいってもらっておるのか。また、このとき、浸出水の水質検査は3カ月ごとに実施をして、その結果を市を通じて市民に公表をすると約束をしております。昨年11月21日、水質検査の結果は市民に公表されました。その後実施されておられるのか、されたとすればいつされたのか、その結果はいつ市民に公表していただけるのか。それと、この問題に取り組む串間市の姿勢、今日までどのような内容について取り組んできておられたのか、その経緯をお聞かせいただきます。  次に、業務委託についてであります。市が契約している業務委託について、従業員に対する賃金の遅配がある企業があると私は聞いております。市長はこの実態を御存じでしょうか。市の業務委託については相当の件数になると思います。今日までどのような指導をしておられるのかお聞きをいたします。  次に、14年度施政方針について若干お尋ねをしてまいります。  市長は、政治方針の中で、行財政改革は積極的に推進をしていく、厳しい財政状況であるが、限られた財源の中で、真に必要な事業には予算編成に当たっても重点的・効率的配分に努めたと申されております。御承知のとおり、施政方針は、市長1年間の政策追求の基本指標であり、13年度の評価に立脚したものであると私は受けとめております。行財政改革をどのように進めていかれようとしておられるのか。また、真に必要な事業とは何を考えておられるのかお聞かせいただき、壇上からの質問を終わります。  (降壇) ○市長(野辺修光君)  (登壇)8番議員にお答えしたいと思います。  後継者を育成するための……これは質問なかったようでありますので、後ほど答弁をいたします。  以下、それぞれの主管課長に答弁いたさせます。(降壇) ○議長(深江 明君)  しばらく休憩いたします。  (午前10時14分休憩)  ───────────  (午前10時15分開議) ○議長(深江 明君)  休憩前に引き続き会議を開きます。教育長。 ○教育長(岩下斌彦君)  (登壇)8番議員に答弁させていただきます。  不登校、いじめの実態、原因、対策を示せとのことでございました。実態といたしましては、いじめに関しては学校からの報告は来てないところでございます。不登校は、平成14年2月の段階で、私どもの受ける報告に関しましては、中学校で15名おりまして、原因はさまざまな要素が複雑に絡み合っており、一概にこれが原因だとするには難しいところがございます。したがいまして、学校では学級担任を中心としながら、生徒指導主事、養護教諭、学年担当、校長、教頭など協力しながら対応しておるところでございます。さらに適応指導教室や民生委員などを初めとする関係横関とも連携を密にしながら対応に当たっているところでございます。今回、3月になりましてでございますが、適応教室に通っている子供さんがこの3月学校に復帰を3名もしておるところでございます。また、教育委員会といたしましても、いろいろ相談に乗っておるところでございます。先日でございますが、受験を前にした不登校の子供さんが保護者と一緒に教育委員会に来られました。1つの夢を持っておる子供さんでございましたので、夢を実現するためには、まずは受験に対応できるように頑張ろうということで話をしましたところ、その翌々日から学校に通い、今回受験をした子供さんもいらっしゃいました。こういった微々たるものでございますが、教育委員会ともども学校と協力しながら取り組みをしているところでございます。  次に、過5日制の問題点と対策、また学校現場の声と市教委の考え方を示せということでございますが、学校週5日制につきましては、移行期間を含めて準備を今日まで進めてきております。各学校では学力向上の実践研究発表大会も含めまして、いろいろ地区住民の方にも声かけをさせていただいておりますし、学校だよりをほとんどの学校がやっておると思いますが、地域の方々にも学校だよりを配布いたしまして、学校の様子、子供の様子あるいは学校の行事、そして校長の考える学校経営、そしてまたPTAの考え方、こういったものを広報にて理解をしていただくよう配布をしておるところでございます。この学校5日制に対しましては、時代の変化に対応できる子供たちの育成、これが大きな課題であろうというぐあいに思っておるところでございます。  以上でございます。(降壇) ○財政課長(深江耕次君)  お答えいたします。  平成14年度の重点事業についてでございますが、予算編成は市民生活の安定向上のための公的サービスの提供、社会資本の整備、産業経済振興のための基盤の整備充実など数多くの財政需要がございます。限られた財源を継続事業、新規事業を問わずいかに有効かつ効率的に配分するかでございます。その基本に沿いまして、市民生活に欠かせない生活関連施設の整備といたしまして、じんかい処理場改良事業大平簡易水道整備事業市立病院建設事業等保健衛生事業に、それから、市民所得の向上につながる事業といたしまして、新規就農者経営基盤整備事業農産物販売サポート事業活動火山周辺地域防災営農対策事業林業構造改善事業、沿岸漁業・漁村振興構造改善事業等の農林水産業の振興事業に、商店街活性化補助事業観光物産基盤づくりサポート事業都井岬周辺整備事業などの商工観光の振興に、それから、社会資本整備のための事業といたしまして道路の整備事業、土地区画整理事業に、基幹型在宅支援センター運営事業給食サービス事業地域子育て支援事業障害者通所援護育成事業等々の高齢者、児童、それから障害者の福祉事業に、公共下水道整備事業などの都市づくり、まちづくり事業に、地域防災災害対策の事業といたしまして、高規格救急車自動車購入事業消防ポンプ自動車整備事業等の消防施設の整備事業に、北方中学校屋内運動場改築事業総合学習推進事業、生涯学習推進事業遺跡発掘調査事業等々の教育文化振興事業等々、真に必要な事業に重点的かつ効率的に財源を配分したところでございます。  以上でございます。 ○総合調整室長(岡田弘一君)  お答えいたします。  行政改革の主な取り組みについてのお尋ねでございますが、平成14年度の主な取り組みといたしまして、情報化の取り組みにつきましては、庁内の情報の共有化を目指した庁内LANの構築、さらには公共施設等の情報端末等を高速回線で結びます地域イントラネットの整備を図るのを初め、バランスシートの作成の取り組みのほか、さきに導入いたしました行政評価システムの周知徹底の取り組み、さらには自治公民館制への取り組み、公共工事のコスト縮減の取り組み、また保育所の統廃合につきましては、民間委託も視野に入れた条件整備の取り組み、高規格救急車の導入によります救急業務体制の確立のほか、簡易水道の統合活用につきましては、平成15年度完成に向けまして大平簡易水道施設整備の取り組み等を行っていく予定といたしているところでございます。  以上です。 ○農政企画課長(永友安行君)  串間リフレッシュビレッジに関する御質問でございましたが、担当課であります私の方でわかる範囲でお答えさせていただきますことを御理解いただきまして御答弁をさせていただきます。  まず、平成12年度の損失計上、決算ということに至ったことを踏まえまして、平成13年度の事業計画、営業活動の強化、経費の効率化、人材の育成というようなことが平成13年度の重要計画、経営方針という形で取り組まれているわけでありますけれども、それらの取り組み状況ということでございますが、それぞれ会社におきましては鋭意努力をされているというようなことは伺っているわけでありますが、それぞれ1つ1つについての報告、調査はいたしていないところでございまして、御理解をいただきたいと思います。また、改善解消計画がどうなっているのかというようなことでございましたが、それらについても具体的な数字等での報告は受けていないというところであります。しかしながら、運営改善委員会の意見提案の内容がどうであったかというような御質問であったかと思いますけれども、その中で特に損失解消計画、それからそれらの経営改善の計画、これらをもっと市民に広く知らしめるといいますか、そういう市民が理解ができるようなやり方をやってくれというようなことが非常に多く意見として各委員から出たところでございます。また、レストラン等のメニュー等につきましても、それぞれの立場で御意見をいただいておるところでありまして、それらの状況がどうなっているのかというようなこともございますので、改善委員会としてまとめて取締役会の方に相談申し上げるという運びに現在なっているところでございます。御理解をいただきたいと思います。 ○生活環境課長(立本伊佐男君)  お答えいたします。  ごみの分別の対策をどのようにしていくのかとの御質問でございますが、区長さんや推進員の方々には大変御苦労をお願いし、感謝いたしておるところであります。仕事で市民の方々にごみの分別収集をお願いしておりますが、ところによってはなかなか分別されないところもございます。私ども職員も地区の皆さんと一緒にごみの分別をするなど対応をいたしておるところでございます。さらに4月からは区長さん、推進員の方々も交代があるということが予想されますので、昨年の4月、5月に引き続き、ことしの4月、5月の2カ月間を朝7時から各地区に出向きまして指導していきたいというふうに考えております。  次に、南那珂産業廃棄物処理場での取り組みについての御質問でございますが、県といたしましては、処理場をいつまでもこのままにしておかないという考えでございます。そしてまた、当処理場につきましては債権問題もあり、債権者である整理回収機構との協議を行っており、ある程度の時間を要するものと伺っております。そして、住民の不安解消のため、3カ月ごとの浸出水の水質検査を実施される方針であると伺っております。  次に、水質検査の結果とそれをいつ公表するのかという御質問でございますが、県は11月21日に引き続き、2月1日に水質検査を実施され、その計量証明書を3月6日にファックスでいただきました。結果は11月と同じ異常なしでございました。したがいまして、正式に文書で参りましたら、前回と同じく地区の方々にお知らせしたいというふうに考えております。  次に、串間市の取り組みにつきましては、現地の調査や県との意見交換を行っており、さらには平成14年度予算で水質検査の委託料を今議会にお願いをいたしておりまして、議決後に検査を実施していきたいというふうに考えております。  次に、市が業務を委託している業者の経営状況とその社員の待遇につきましては、調査を行い、適正な処遇がなされるよう、また安定した委託業務が遂行できるよう指導を行ったところでございます。  以上でございます。 ○8番(渡辺郁郎君)  自席から質問をしてまいります。  私は今、壇上から項目を上げて内容をお示しをいただきました。その中で特にリフレッシュビレッジについては、現場、会社側から具体的報告等は受けていないと。私は、このリフレッシュビレッジがいい方向であれば、さらにいいことを伸ばしていただきたいということでお願いをする予定だったんですが、もう一度聞きます。13年度は黒字経営なんでしょうか、赤字経営と見積もっておられるんでしょうか、まずこれをお聞かせいただきたい。既に3月末であります。上期の状況では先ほど言いましたようにプラスなんですよね、利用人員は。それと、会社は12年度に起こした損失をどう解消していくかということで、その解消計画は立てていらっしゃらないんでしょうか。そこはどうなんでしょうか。 ○農政企画課長(永友安行君)  お答えいたします。  13年度の経営状況ということでございまして、さきの12月議会で40数万の年間黒字決算を見込まれているという御答弁を申し上げましたが、その後運営改善委員会等でのいろんな議論を踏まえまして判断をいたしますに、非常に厳しい状況というような状況になっているということでございます。また、その解消計画ということでありますが、当然12年度に生じました繰り越しが1,100ちょっとだったと思いますけれども、これの解消計画につきましては、当然単年度単年度で黒字決算をしていく中で解消していくということになるわけですが、これが単年度が非常に厳しいということになると、その解消計画すら非常に大変だというような状況にあるというふうに認識をいたしておるものでございます。 ○8番(渡辺郁郎君)  約47万の黒字経営、それが年度末に厳しいという状況であると今伺いました。12月からいろんな企画をされてきておりますよね。私は12月議会でこの問題をお聞きしましたところ、1月いっぱいは施設はすべて満杯であると。そして、それぞれ企画をしたこのプランも効果が出てきておるというのが12月議会の答弁なんです。それが3月末では厳しいと、また一番新しい改善委員会、4回目ですか、2月に行われた、ここでははっきり申し上げます。この改善委員の方々は年間約800万ぐらいの損失が出るんじゃないかと。ということは、12年度に引き続き本年度も赤字経営ということじゃないんですか。その最大の原因は何なんでしょうか。私は、聞くところによると、私は社員等にもいろいろお話を聞かせていただいております。社員は一生懸命頑張っております。トップがおかしいんじゃないですか、トップが、現場の。いかがでしょうか。 ○議長(深江 明君)  しばらく休憩いたします。  (午前10時33分休憩)  ───────────  (午前10時33分開議) ○議長(深江 明君)  休憩前に引き続き会議を開きます。農政企画課長。 ○農政企画課長(永友安行君)  お答えいたします。  確かにさきの12月議会では40数万という年間黒字見込みというものがそれぞれ会社でも御議論をされて取締役会でも御承認といいますか、そういう形になった状況を把握いたしましたから、それのお答えを申し上げたものであります。前回の2月15日だったと思いますけれども、第4回目の運営改善委員会では、私どももそういう気持ちで非常に心配をしているわけでありまして、改善計画等の進捗状況等についても、数字でお示しいただかなければ議論はできないというようなことまで、非常に厳しい意見が各出資団体の代表委員の方からも出たところでありまして、それは私は業務報告という形の中では市長の方には報告は申し上げているものであります。その原因がいろいろお考えがあろうかと思いますけれども、私どもは施設を整備した主管課といたしましては、その利用が非常に利用率がよくなっていただくという思いも込めまして、いろんな御提案を申し上げているところでありまして、どこにどの原因がはっきりあるというようなことは、会社といたしましても株主総会取締役会等がございますから、そちらの方でも協議がなされるというふうには考えておりますけれども、いずれにいたしましても、渡辺議員、非常に本城温泉を支えるという温かい気持ちの上での御指摘・御提言だろうというふうに考えております。私どももそういう意味では貴重な財産でありますので、これが広く市民の皆様に愛される施設でありたいと、そう願ってのいろんなやりとりということでございますから、ひとつ御理解をいただきたいと思います。 ○8番(渡辺郁郎君)  頭をなぜられると後の質問がしづらくなるんですが、私はあえてこの問題については今議会取り組みをさせていただきたいと思います。リフレッシュについては、次立ったときにお聞きをいたします。  次に、熊峰の産廃問題についてでございます。行政側の御答弁は何ら11月28日の地区住民との説明会の内容から進展をしてない。ただ、実施していただいたのは2月1日に水質検査を実施をした。3月6日にそれをファックスでいただいておる。市民はできるだけこの水がどうなっておるんだろうか、これは12月議会でも申し上げました。12月の議会では将来的には上水施設等を地下水等を使用している、もっと現場に近い口広、居城田、遍保ケ野等にも、また樋口に対しても将来的には改善を引っ張っていくんだという行政の御答弁もいただいております。私が申し上げたいのは、生活に最も不安を抱いているのは市民なんですね。その中でも何をしてるかと。水なんです。だから、この水が汚染をされたら大変なことになるというのは、行政側も御理解いただいてるわけです。現在中園にあります簡易水道施設、これは伏流水ということを御存じなんですね。これが汚染をされたら串間市としても相当の投資をして早急なる改善をしなきゃならない、そういう問題に直面していることは御承知だと思います。だから、県に早くこの対策を講じていただきたい。県のこの問題に取り組む委員会等では、既に受け皿とのあれはできてるんじゃないですか。企業名でいいますとエコデックという名前が出てきているようなんですが、ただ、整理回収機構との債権問題が解決すればできると、その受け皿も、そういうあれも改善計画でされてるというのは答弁がなされているんですね。そういう点からいえばこれから雨期を迎えてまいります。今までは渇水期でありました。現場の状態は行政が見ておられると思います。全然変化ない。ただ、搬入された痕跡はありません。私もたびたび行っております。早急なる対策をしていただくよう、さらなる県への働きかけをお願いしておきたい。市民からこういう問題を提起されなければ、地元行政が動かないというあれじゃちょっと困るんです。本当市民の声を代弁してでも行政は県にまた来たんかというぐらいかぶせて、県の重い腰を上げていただくよう要望をします。この点について行政はどうお考えかお聞きをいたします。  次に、学校数育問題ですが、教育長、4月1日から週5日制というのは始まるわけですね。私は、お聞きしましたが、学力の低下防止ということで現場が非常にいろんな対策をお考えになっているようであります。これは事実であります。問題は、今までは隔週置きに週2日制というあれであったわけですね。だから、事実完全ではないけれども、5日制というのはとられておったわけです。それでも先ほどいいますと約15名ぐらいの不登校と、その原因は種々雑多にあると。だから、学力低下防止については現場が今後十分なるいろいろな生活プランを立てて対策をしていただいて、この防止に努めていただけると思っております。問題は、毎月毎週土日が休みが来る。それにプラス祝祭日がある。生徒にはゆとりが出てくるわけです。これが与える影響というのは今後どう及ぼすのかと。私も地区住民、いろんな座談会等を通じて話し合いの場を持たせていただいておりますが、市民から上がってくる声は、名前は申し上げません。やはり「うん」というような生徒さんもいらっしゃるんです。そういう家庭環境もおられるのは事実なんです。そういう子供がすくすくと育っていただきたいというのは市民の願いなんです。そういう考えられる要素、これに対して地域にはいろんな団体がございます。しかし、その中で最も行政の一翼を担っているのは区長会だろうと私は思っております。これらとの話し合いはされたんでしょうか。どうなんでしょうか。お聞きをします。 ○教育長(岩下斌彦君)  8番議員の方から不登校対応、あるいは週5日制への不安、対応という形でお話をいただきました。8番議員さん言われましたように、学力の低下、この防止には積極的に指導方法の工夫改善、あるいは指導内容の厳選、これに取り組みまして、今串間では取り組みをしておるところでございます。ここ大きな変化ということではありませんが、県学力診断による中では、大きな学校でも県平均に近づいた、あるいはそれを上回るという結果が出ておりますが、この取り組みをさらに進めていきたいという具合に考えておるところでございます。
     また、5日制の対応ということでございますが、私ども教育委員会を通じ、あるいは学校を通じてお話をさせていただいてますのは、やはり教育の原点は家庭教育にありと、これはまず基本であるというぐあいに思っております。その上に立ちまして学校あるいは地域が連携を図って、いろいろ御協力をいただいて5日制の対応をしていきたいといういぐあいに思っております。地区の方々のお力というのは当然お願いをすることになりますが、ただいまその取り組みの中で調整室長が申し上げました、自治公民館制という表現が今出てまいりましたけれども、そういった自治会としての、地域の子供は地域で育てるという、こういった力も今後ぜひお願いをしていきたいというぐあいに思っておるところでございます。よろしくお願いします。 ○生活環境課長(立本伊佐男君)  お答えいたします。  産業廃棄物処理場の受け皿につきましては、現在、整理回収機構と協議されているということを伺っております。市といたしましては、県当局に串間市民の不安解消のため、早い解決をお願いいたしておりますが、今後とも引き続きお願いしていくことといたしております。  以上でございます。 ○8番(渡辺郁郎君)  熊峰の問題については、さらなる行政の対応を強くお願いをしておきます。その中で県のこれはやりとりなんです。改善計画、先ほど言いましたが、スポンサーは既に決まっておるんです。この金融再生関連法、これの債権等に係る協議が整えば、工事にいつでも着手するというようなところまで、県はこういう回答をいただいているようなですね。だから、いつまでにこういうあれが解決をするのか。そういうところを早くまた握っていただきたい。その情報をまた地区住民に早く教えていただきたい。そして、先ほども言いましたように、水の問題についても、県が検査したならば、これは早く地域住民、本城地区住民ばかりじゃないと思うのですよ、これは。市民に対してそれがまた県もこの問題に深刻に取り組んでくれておるというのを、それは市民も安心するんです。だから、そういう一つ一つに対する対応を即やっていただくというふうに今後対処していただきたい。この件について約束していただけるかどうかをまずお聞きをいたします。  それから、リフレッシュビレッジなんですが、私はこれにはいろんな、もうはっきり申し上げます。社員からもいろんなあれを聞かせていただいてるんです。ここに13、私に言われた内容でももう社員からの不平不満、ぜひとも言っていただきたいというところまで来ておるんですよ、項目。私はなぜこういうことを言うかというと、第三セクターは御承知のように絶対つぶれることはない。現場側はですね。後ろには親方日の丸がついておる。だから言いかえれば、それがプラスになるのかマイナスになるのか。マイナスになっても今言ったような後ろには日の丸がついてるから、後は面倒を見てくれる。これじゃそのツケは市民にくるんですよ。それを本当に会社の現場を、はっきり申し上げます。専務の方は、またその役職におられる方々は、そういう市民に負荷を与えないように、何とか健全経営で頑張っていこうと。そして、よりこのリフレッシュビレッジのよさを市から市外へ、そして国全体へと、こういう努力をしていただきたいということで私はお願いをしてこの問題を追求しているのであります。やはり、私12月議会でも言いましたが、襟を正して本当に取り組んでいただきたい。非は非で認めてもらいたい。己を律して人を律するという姿勢で頑張っていただきたい、そういうことをこの現場の専務かそれぞれ役職の方々に対してでも、ぜひとも行政の立場で、やはり出資団体ですからぜひ申し上げていただきたい。この点はいかがでしょうか。  それと、非常に現場の社員等は頑張っております。1例を申し上げますと、営業社員が携帯を持ってないんですよ。携帯も。そして、第6期営業計画では、これは何年前に使われたのですか、このパンフレットは。中に改善された料金等はありますよね。やはりこのPR、チラシ、パンフレット等についても工夫をされているんでしょうか。第6期の事業方針じゃ出てるんじゃないんですか。広告広報という項目でも。そういう努力はされていないのかどうかお聞かせをいただきたい。そして、改善委員会でも出ているんじゃないですか。1つ申し上げますと、改善計画はあったはずだと。改善状況はどうなっているのか、資料は提出されないのか、作成されていないのか、の質問に対し、専務の答えは、ここには持っていない、それぞれの状況の把握はしている、入湯客が減っている、おかしいんじゃないですか、これ。とすれば、12月議会で出されたこの上期の数億は、いいかげんな数としか私は思えない。これは担当課長が答弁されているんですが、担当課長も現場に勤務されているわけじゃないんですから、こういう市民からの質問に対しては、やはり現場からの状況を把握されてお答えされているものと思っております。いいかげんなとしか思えない。いかがなものでしょうか。そして、この市長が14年度の施政方針でうたわれています。東側の広場に周辺整備をやっていくと。ここでこの2月15日の改善委員会では、子供等の遊びがない、こういう原因がその赤字経営にいく原因だというふうにあるんですがいかがなものでしょうか、お答えをいただきたい。それと社員研修ですが、実施されているんでしょうか。その実態をお聞かせいただきたい。  以上で終わります。 ○農政企画課長(永友安行君)  お答えいたします。リフレッシュビレッジについていろいろ御質問をいただきました。まず1つは労務管理の問題であったかと思いますが、それから現場の声、またパンフレットの内容はいつ現在のやつかというようなことだったかと思いますが、多分それは当初オープンした当時の内容のままというふうに私も理解をいたしておりまして、運営改善委員会の中でもそれらをタイムリーに変えていくことが住民サービスの1つだというような意見も出ているものでございます。また、携帯電話の件につきましては、私も直接市民の方からそういうことがございまして、すぐ会社の方にはそういうことでお願いをしていくと、そうじゃないと今それぞれセールスに回られる中で不都合があるんじゃないですかというようなことでもお願いをし、先日用意をしたというふうにお伺いをいたしておるものであります。また、社員研修ということでありますが、これらも改善委員会の中での議題ということで出てきました。昨年度は、集団研修といいますか、社員それぞれ休日等を利用して研修をされたということでございますけれども、今年度はまだされてないというようなことで、それらの指摘も改善委員会としてあったところでございます。いずれにいたしましても、議員御指摘の件は、正確により早く会社の方にお伝えをするということで御理解をいただきたいと思います。 ○生活環境課長(立本伊佐男君)  お答えいたします。  市民への情報提供につきましては、今までも実施いたしておると思っておりますが、今後も早く実施するよう努めてまいりたいと思います。  以上でございます。 ○8番(渡辺郁郎君)  業務委託についてお聞きをします。先ほど課長からの答弁で指導したということは、こういう企業はあるということなんですよね。その遅延の原因は把握されているんでしょうか。私は、市民からこういう声がなければ、その企業はそのまま賃金を未払いで新たなる14年度の契約は随契だと思うのですが、しようとしたんじゃないかという疑念を持ってるんです。この点はいかがでしょうか。  それでこの赤字経営、そういう賃金の遅延があるということは厳しいんじゃないかと、その企業はですね、思います。そういう危険性のある企業に対しての今後の契約、私はこれ本当に深刻に受けとめていただきたいなと。そういう企業とは契約はすべきじゃないと私は思っております。市内にはそういういろんな資格がやっぱり必要だと思います。管理運営等、運転等についてはですね、そういう資格を持たなければできないといういろんな条件、法的なものをクリアしなければできないと思うのですが、市内にはそういう業者はいないのか、本当に。やはりお互いに競争意識を持って、社員が生活に不安を脅かすような運営をされた社員は本当に路頭に迷うのじゃないかと思うのです。この点はいかがなんでしょうか。  それと、同じくこの業務委託の中できのうも同僚議員からありました。エコクリーンセンターなんですが、現在性能検査中であると、その状況をちょっとお聞かせをいただきたい。  それと生産体制に入っていかれると思うのですが、ここで作成される肥料、これは名前が決まっているんでしょうか。その価格はどうなんでしょう。そして、いつごろから販売体制がとられるのか。これは市民に対する広報はどのようにお考えなのか、お聞きいたします。 ○生活環境課長(立本伊佐男君)  お答えいたします。  委託料の問題ですが、平成13年12月の賞与を支給してないという情報を受けましたので、早速会社の役員から事情聴取を行いました。会社は諸般の事情で12月に支給すべきところを3月に支給するとの確約書を提出されましたので、関係課等と協議を行い、契約執行の依頼を契約担当課にお願いをいたしたところでございます。  それから、エコクリーンセンターの操業につきましては、昨年の3月から操業を開始いたしております。しかしながら、一部の機器にふぐあいな面も生じておりまして、現在、会社の責任におきまして整備を行っているところでございます。そして堆肥につきましては、堆肥の名前を「ェコ肥料いきいき」という名前にいたしたところであります。  それから、価格につきましては、袋代程度ということでございまして、30円に設定をし、それから、その後、肥料取締法によります登録申請を現在いたしておりますので、登録の許可を得まして、近く市民向け販売を開始していきたいというふうに考えております。  以上でございます。 ○8番(渡辺郁郎君)  立ったり座ったりで腰もちょっとあれなんですが、どうしても私は今議会では、先ほどから申し上げておりますように、やはり串間市がいい串間市であってもらいたいということを願う一人でありますので、あえてお聞きしてまいります。このリフレッシュビレッジですよね。こういうところは、これは毎回申し上げてますが、幾らいい施設、幾ら立派な泉質、幾らおいしい料理といえども、客が来んかったら成り立たないんですよ、商売というのは。だから、そのためにはいろんな施策、あるでしょう。いかにして客を集めるための広報をしていくか。そのためにはどういうチラシ、またのぼり等を立てるか、こういうこともいろんな施策の一つだと思うのです。また、そこに来るお客に対して好感を持てるような社員数育も必要でしょう。だから、こう考えれば、おのずと客を集めるためには何をすればいいのか、それぞれの持ち場、それぞれの役職において何をやっていけばいいのか、それが一つになって初めて客は集まってくると思うのです。その一つ一つをつぶして、そのときぶち当たったらなぜという、常に問題意識を持って取り組んでもらえればいい結果が出ると思うのです。ぜひとも今後頑張っていただきたい。そういうふうに思います。  また、この業務委託についてですが、先ほどから言いますように、社員のためになってやっていただきたい。そして、そういう企業については、行政もやはりするべきことはするということで、既に14年度の契約は終わっていると思うのです。今後の対応として、やはり強い姿勢で臨むところは臨まなきゃいけないということを要望しておきます。私は、ある人と会いました。非常に立派な方です。その方が持ちこたえておったのじゃないかと言ってもおかしくないぐらいの人物と私はとらえております。その方が、自分の首をかけてこの問題にも取り組まれていると開いております。やはり市民の声に企業側もまた取り組んでもらえるように、ぜひとも行政側は対応していただきたい。そしてそのためには、委託すべてを任せるというあれではなくて、時には指導の現場がどういう状況になっているのか、足を運んでその実態把握、そして改善に改善を重ねてこの業務委託がすんなりといけるようにしていただくことをお願いをします。  教育問題、これについても、教育長から先ほどるる御説明いただきました。私も、公民館自治制度、これがやはりいいんじゃないかなと思っております。一人でも串間市からそういう生徒さんが出ないように地域挙げて見守っていきたい。これは新たな試みでありますので、将来に向かってどういう問題が提起されてくるかわかりません。その一つ一つを、先ほどから言いますように、やはりみんなでつぶして、より健全なる生徒さん、将来ある子供さんですから見守っていきたい。それには努力を惜しまないつもりでおります。るる厳しいことを私は申し上げました。しかし、何とか今取り上げた問題についても、そういう問題を早急なる解決をして、串間市が市長が望んでおられる串間市、これをみんなが望んでおるわけですから、努力しようじゃありませんか。そのために、やはり行政は隠すことなく、こういう論議の場ではどんどんと私どもと闘って、改善に向かった前向きの姿勢が必要だと思います。  最後に、市長、いろんな施政方針の中で具体的な項目を挙げて言われております。私は何だかんだといって、この少子・高齢化というのは時の流れだと思っております。しかし、その中でいかに若い者を市外に出さず引きとめるか、この若者の定住をいかにするかと。串間市が若者に本当に魅力ある串間市であると。この施策は喫緊の課題じゃないかと思っております。市長のお考えをお聞きをしておきます。  それから、この熊峰の問題、本城地区住民は、毎回申し上げておりますが、物すごく敏感になってきております。私はこの問題に地区住民が非常に関心を高めていただいておるということはありがたいことだと思います。しかし、企業誘致とそこから出る産業廃棄物、これは反比例、相反する事象なんです。だから、まだこの現場は相当数の容量がありますよね。面積にして2万4,595平方メートル、埋立容量は7万6,471立方、既に埋め立てが完了しているのは3万8,867立方、残りまだ半分、約3万7,000が残っておると。で、これはみなし許可でやられている施設なんです。だから、ここに搬入される、それは埋め立てなんですから、現場は。年々腐食をし、それが地下に浸透し、それがやはり水は高いところから低い方に流れてくる。その下流域にはいつも言ってるように生活施設がある。そこに流れないように歯どめを、法ではもう決まっておるわけですから。ぜひとも企業の問題解決するまでは仕方がないんだというような手ぬるい対応じゃなくて、先手先手でこの破産管財人との話し合いもどんどんどんどん進めていただいて、住民の不安が一日も早く解消できるするように行政は頑張っていただきたい。そしてまた串間市も、これは県のやるべきことだからという他人ごととしてとらえてもらうのではなく、やはり施設のある行政として、市民は常にこの問題をどうとらえておるか。それに我々はどうこたえなきゃならないかということをお考えいただき、一日も早い解決策が出るように、働きかけていただくことをお願いをいたしまして質問を終わります。 ○市長(野辺修光君)  串間市の活性化のためには若者が定住できる環境づくりというのが基本であろうと思っておるわけであります。その意味では、公約に掲げ、今日まで所得向上対策やあるいはねぎらいづくり、あるいはまた後継者育成等さまざまな事業を積極的に取り組んでいるところでありますが、今後ともその姿勢でさらに頑張ってまいりたいと思っております。 ○議長(深江 明君)  次に、14番武田政英議員の発言を許します。 ○14番(武田政英君)  (登壇)新年度を迎えます3月議会は、厳しい財政状況の中で行政当局が工夫と努力によって作成をいたしました新年度の計画や予算について、一部の個人や組織の利害を超えて広く郷土の発展と市民の幸せを期して当局の取り組みについて質問し、市民の期待にこたえてよりよい串間づくりを議論する大切な議会でございますが、市長の連座制裁判や入札問題などがあり、従来の3月議会にほど遠い雰囲気の中にあって、明るい話題といたしましては、県広報コンクールにおいて本市の広報紙が2つの部門で特選を受賞したとの新聞報道であります。このような取り組みの姿勢がさらに広がり、おのおのが受け持ち分野で能力を発揮し合うことが市の発展につながっていくということは、万人が理解できることであります。今後とも市民の期待にこたえて、真摯な取り組みをお願いする次第でございます。  以上、僣越とは存じますが、一言申し上げまして質問に入ります。一般質問3日目でございまして、重複するものがかなりございますが、割愛をしながら、あるいは角度を変えて質問をいたしたいと思います。よろしくお願いいたします。  まず、市長の政治姿勢についてお尋ねいたします。  裁判についてでございますが、昨年10月、串間市長選挙をめぐる公選法違反の裁判が終了し、罪が確定いたしましたことで、福岡高検は連座制を適用して当選無効と同一選挙区での5年間の立候補禁止を求める行政訴訟を福岡高等裁判所宮崎支部に起こしておりましたが、御承知のとおり、本年1月25日、連座制の適用を認める判決が出されました。市長はこれまで全く事件に関与していないと、また選挙の中でも選挙違反だけはやるなという注意は機会あるごとに訴えてきているので、そういう考えを公判の中で主張しながら、必ず公判には勝てるという考えで臨んでいると、私の12月議会での質問に答えられておるわけでありますが、高等裁判所は、市長の言い分は連座制の適用を退けるだけの要件を満たしていないと判断したことになるわけでございますが、この判決について市長の感想をお聞きいたします。  また、市長は、この3月議会で14年度に対するみずからの取り組みについて施政方針を示し、14年度の施政運営について並々ならぬ熱意をあらわしておられるところでございますが、このことは高等裁判所の判決を不服として上告された最高裁判所の最終判断次第でございます。何人も裁判を受ける権利がありますから、それをどうこう言うつもりはございませんが、途中で市政を放棄せざるを得ないということもあり得ることは市長みずからが一番知っておられることであろうと思うところであります。市長としての責任の立場と重さを考えれば、たとえ不服があったとしても、高等裁判所の判断を受け入れるという判断もあったのではないかと私は思うところでございますが、14年度を控える市政運営の長として責任をどうとらえておられるのか、お聞きをいたします。  次に、学校教育についてでございますが、まず週5日制についてこの議会でも随分と質問が出ているわけでございますが、新年度が近づいてまいりまして実施が近づいてまいりましたが、新聞報道でも出されておりますように、公立学校、私立学校など、この5日制に対する取り組みの違いが表面化をしております。宮崎の小学校では、子供たちの学力低下や教育環境の変化を懸念する父母らに対して、今になって説明会が開かれたということでございます。恐らくこれまで学校といたしましてはさまざまな説明をしてきたというふうに思うわけでございますが、こういう状況が起こっているわけでございます。本市にありましては、十分保護者の方々が理解しているのか、また地域の対応ができているのか、まだ十分ではないというふうに思うところでございますが、今後そうした説明をどう考えておるのか、また、保護者や地域がどういう取り組みをしてくれればよいと教育委員会としては期待をしているのか。それについてお聞かせをいただきたいと思います。  また、不登校支援についてでございますが、先ほどの同僚議員の中でも出てきておりますけれども、15名の不登校の児童がいるということでございまして、適応指導教室に来ていないという児童もあるようでございますが、もう少し説明をいただきたいと思います。  次に、福祉行政についてお尋ねいたします。  まず、障害者計画についてでございます。本市にありましては、障害者基本法第7条第3項の規定にのっとり、平成11年3月串間市障害者計画を策定をいたしております。本市の計画策定は、多くの地方自治体がある中では割に速やかな対応であったと評価をしているところでございますが、本市の計画は上位計画に合わせて本市が抱えている個々の課題についても積極的に施策化を図り、より実行性の高い障害者計画を目指すと位置づけております。次年度は目標年度にすれば4年度を迎えるわけでございますが、10年の目標年度を見据えた年次的・計画的な事業の推進が望まれるところでございます。障害者計画の中では第1節から第7節までその取り組みが記してございますが、それぞれの節について、できれば次年度、14年度の取り組みについてお聞かせをいただきたいと思います。  また、老人福祉事業の1つでございます生きがい活動支援通所事業についてでございますが、私は昨年9月議会におきまして、大束地区ではそのサービスを受けるところがなく、地域住民より設置してほしいとの声があるので検討してほしいという趣旨のお願いをしておりました。当局にありましては、十分検討していきたいとのお答えでございましたが、検討結果についてお尋ねをいたします。  次に、商工振興についてお尋ねいたします。  伝統ある大型店が倒産あるいは大幅な店舗縮小といった状況に見舞われているほどに厳しい商業環境の中で、地元商店は個店それぞれの努力はもとより、商店会を中心にしたスタンプ事業やイベント開催、また商工会議所を中心にした共通商品券事業など取り組んで懸命の努力をしております。地元商店街は、市民のすぐ近くにあり、日々の暮らしの利便性を支えるとともに、祭り開催など地域に潤いとにぎわい、交流の場を提供するなど、大型店とは単純に比較できない役割を担っており、商工業の振興は地域づくりの観点からも大切な取り組みでございます。そこで、以下4点についてお尋ねいたします。  14年度の商工業の振興についての取り組み、また昨年から始まりました通年型共通商品券について再度支援する考えはないか。  また、施政方針にある補助制度と融資制度の積極的な利用の推進策はどのように考えておるのか。  また、串間サティは鹿児島の流通業者との間で話が進み、開業のめどがついたという報道でございますが、雇用の問題、テナントの再入居などいろいろと課題があると思いますが、行政としてはどう支援をされているのか、お尋ねをいたします。  次に、観光行政についてでございます。  昨年米国で発生いたしました未曾有の同時テロの影響によって国民の間で海外旅行が敬遠され、国内旅行が思わぬ活況を呈したという現象が起こりましたが、宮崎にはかなりの観光客の入り込みがあったと聞くところでございます。このことは国内旅行先としての宮崎は現在も魅力的なところであるとの証明でもあり、取り組み方や工夫によって観光客の増加が図れるということでもあると思うところでございます。観光行政について幾つかの同僚議員より質問があり、答弁もありましたが、14年度本市観光振興に対して全体的な考え方、計画についてもう少しお聞かせをいただきたいと思います。  また、五島観光ルートについて企画書を作成するとして12月議会で予算化されましたが、作成をされたのか、またそれがどう活用されているのかお聞きいたします。  次に、病院についてでございますが、信頼される病院運営のあり方、取り組みについてということで通告をしておりましたけれども、これについてはさまざまな角度で同僚議員より質問がございましたので、壇上では割愛をいたします。  同じ病院についてでございますが、新病院建設計画についてお聞きをいたします。  先日、新串間市国民健康保険病院整備基本計画が配付をされました。整備基本計画の策定の趣旨から、病院の現状、医療状況、改築整備の基本方針、整備計画、経営計画など新病院建設の妥当性や計画が示されております。その計画の中の投資計画についてお尋ねいたしますが、建築工事費について投資計画によりますと、本体工事費は28億8,360万円が計上されております。この数字は建築面積に平米単価を掛けて算出をしてございまして、平米単価を35万で設定をされているようでございますが、この平米単価の算出の基準は何なのか、それをお聞かせください。  また、オーダーリングシステムについて3億円が見込まれているところでございますが、私が研修で訪問した病床数190床、20診療科目を持つ公立病院では、今春オーダーリングシステムを稼働させる予定で現在準備中でございましたが、そこでは6,000万円で導入したということでございます、この計画に示されている建設に係る数字はどう理解すればよいのか、この数字で建設計画を進めていかれるのか。そのあたりの考え方をお聞きいたします。  ITにつきましては、壇上での質問を割愛いたします。  次に、市町村合併についてでありますが、このことにつきましても、同僚議員よりさまざま質問がありお答えがございました。昨年7月に設置された合併研究会は、総務、財政、福祉生活、経済、建設、教育、消防と7つの専門部会を設置して検討しているということでございましたけれども、いずれ結果がまとまれば公表すると今議会で答弁がありましたけれども、3月以降の取り組みについてどのような協議をされているのか、研究会の次があるような話もございましたが、その協議について、まずこの1点だけお聞きをいたします。  エコクリーンセンターにつきましては、さまざま出ておりますので、壇上では割愛いたします。  以上で壇上での質問を終わります。(降壇) ○市長(野辺修光君)  (登壇)14番議員にお答えしたいと思います。  まず、判決についてでありますが、百日裁判ということで証人尋問の却下など審理不十分、さらには政治活動の自由を束縛し、憲法に違反していると思っており、大変残念に思っておるところであります。  なおまた、市政運営に対する認識という御質問であったかと思うのでありますが、もし違っておるとすればまた御指摘願いたいと思います。現在、上告中でもありますし、最高裁の判決を待つということではなくて、最高裁の判断にゆだねたいという気持ちでございます。それまでは引き続き市民の負託にこたえてまいりたいと、またその責務がある、こう考えているところであります。  以下、それぞれの主管課長より答弁いたさせます。(降壇) ○助役(佐野芳弘君)  (登壇)お答えします。  市町村合併に関する研究会の成果につきましては、ただいま御案内いただきましたとおり、年度末に結果が公表できないということでまことに申しわけなく思っております。以降の問題、どう対処するかということが御質問だったと思うのですが、まずは研究会の調査分析の結果を見て2市2町どう取り組むかという議題をテーマになっていくことと思います。現在のところは、以降につきまして方向性を持っている状況ではございません。いずれにしましても、合併問題はそれぞれの市町村が主体性を持って将来どのような我がまちづくりを目指していくのか、地域でしっかり議論をしていくことが大変重要であると思っております。今後とも議会の指導、協力を仰ぎながら取り組んでまいりたいと思っておる次第です。  以上です。(降壇) ○教育長(岩下斌彦君)  (登壇)14番議員に答弁させていただきます。  週5日制について、全国的には足並みの乱れがあるがどう取り組むかというお話でございました。私ども、文部科学省の方向に沿い、今回の学枚週5日制への対応をしてまいりたいというぐあいに思っておるところでございます。また、地域あるいは保護者への伝達関係につきましては、先ほどから各議員さんに答弁をさせていただいておりますが、とにかく学校から保護者向けの学校だより、あるいは参観日等で説明等は行っておりますが、まだまだ十分な理解は恐らく100%は得られていないのではないか。そういった意味では、今教育委員会といたしまして、市の広報あるいはパンフレット作成をしまして、地域、市内すべての方々にそれが何とか配布できるよう計画、努力をしているところでございます。学校5日制で一番気になりますのは、やはり子供たちの安全面という、これがやはり一番大きな課題ではないかなというぐあいに思います。そういった点ではやはり地域の方々の指導あるいは見守り、こういったことをぜひとも地域の方々にお願いしたいというぐあいに思っております。  また、不登校の実態とその対応についての御質問でございましたが、先ほどの答弁と同じことになりますが、平成12年2月の段階での学校からの報告では、中学校で15名でございます。原因はさまざまな要素が複雑に絡み合っており、一概に言えないところでございます。したがって、学校内での対応はもとより、民生委員や関係機関とも連携を図りながら今後進めていく予定でございます。ただ、子供さんの中には他人とのコミュニケーションができない、あるいは対話ができないとか、あるいは学校に行くけれども、保健室までは行ける、ところが、自分たちの仲間のいるクラスメートのいるクラスにはなかなか入っていけないという、こういった状況も出てきておるわけでございますが、そういった点では養護教諭のいろんな対応をしてくれておりまして、クラスに帰れる子供たちもおります。平成14年度、とにかくこれまでも、今後もでございますが、校長初め教職員が一体となって取り組みますし、また、平成14年度はさらに心の教育相談員あるいはスクールアシスタント、こういった方々をお願いし、市内の6中学校には配置がされる予定でございますので、こういった方々の力もいただきながら、不登校対応に対応してまいりたいと思っております。(降壇) ○総合調整室長(岡田弘一君)  お答えいたします。  病院建設に当たりましての整備基本計画の申の建設本体の部分についての算定基準についてでございましたが、試算算定につきましては、県外病院3病院、県内病院4病院の実質的な入札・落札価格の平均を計上いたしておるところでございます。  それから、オーダーリングシステムについてでございますが、オーダーリングシステムにつきましては、整備基本計画につきましては3億円を予定いたしておりますが、基本的にこのシステムにつきましては、待ち時間の短縮、診察時の検査結果、照会の迅速化等、患者のサービス向上が主な目的でシステム化をしていくものでございますが、基本的にこの内容につきましては、サーバーとソフトウェア等から成っておりまして、予約、処方、検査、処置、注射、食事等今まで伝票でのやりとりを電子化していくものでございます。電子化されたデータを受けて各課等で運用し、システム化する部門別システムとが存在をいたすわけでございます。この部門別システムの導入数、さらには画像診断、電子カルテシステムなどの導入によっても価格が異なるものでございます。先ほど例を挙げてお話がございましたが、例を挙げられたところのシステムの内容につきましてある程度把握しておりますが、6システムを導入をされております。当市ではこの基本計画の概算金額につきましては、13システムを導入していくという方向で見積もり等をとって試算をいたした分を計上しているとこでございます。 ○商工観光課長(山口孝博君)  お答えをいたします。  14年度の商工振興の取り組みについてでございますが、御案内のとおり、商工業を取り巻く環境というのは非常に厳しくなっております。そういった中におきまして、平成14年度の継続事業といたしましては、商工会議所に対します運営補助、それからまた、元気のあるまちづくり事業としまして企業懇話会、さらにはインターネットの研修、それから空き店舗対策等々に対しますそういった事業の支援、さらには地場産業振興対策事業の補助、それから小規模事業者融資制度、市単独の融資制度でございますが、これに対する積極的な貸し付け、さらには青年、それから女性事業者への育成補助、それから、商店街活性化に向けた各商店街に対する事業補助、それから貸付資金の利子補助等々を継続事業として取り組んでまいりたいというふうに思っております。また、新規事業といたしましては、宮崎県SS運動の35周年記念ということでございまして、今回その平成14年度に都井岬の方で記念大会が行われるということで、その大会の補助ということも行ってまいりたいということを考えております。また、串間市たばこ販売協同組合の運営補助にも取り組みをしていきたいというふうに思っております。御案内のように、串間サティやくらし館の問題、これにつきましても、営業再開に向けての対応等々を積極的に取り組むほかに、またイベント等についても支援を行っていきたいというふうに考えております。  次に、共通商品券の支援でございますが、これにつきましては、御承知のとおり、昨年6月に共通商品券の通年型という形で導入をされました。これに対しましては、導入に基づく補助という形で200万円を支援をしておりますが、ことしもこの共通商品券のさらなる利用促進という形の中で、プレミアムの補助を100万円ほど予定をいたしておるところでございます。  続きまして、施政方針の中の補助についての御質問でございますが、これにつきましては、国県の補助事業の活用ということを積極的に考えていきたいということで施政方針の中ではうたっておりますけれども、例えば、商工青年事業者の学習集団指導事業の活用と、それから商業基盤施設等整備事業、それから商店街競争力強化事業、さらには中小企業IT化促進支援事業等が考えられるところでございますけれども、これらの利用につきましても、今後関係機関とも協議しながら利用促進に努めていきたいというふうに思っております。  それから、市の融資制度でございますが、これにつきましても昨日15番議員にもお答えいたしましたように、社会経済情勢というのは非常に厳しくなっております。そういった中での利活用というのは、非常に経済の仕組みからして必要であるというふうに考えておりますので、今後とも内容の見直し等々も必要に応じて検討し、関係機関、金融機関とも協議しながら鋭意取り組んでいきたいというふうに思っております。  それから、串間サティの再建に向けた雇用、それからテナントの支援の問題でございますが、これにつきましても、昨日来お答えしておりますように、串間サティにおきましては、鹿児島の大手流通業者が営業譲渡でほぼ合意を見たということでございまして、今後この鹿児島の大手流通業者に対しまして、雇用の再雇用、さらにはテナントの再契約という形の中で、できるだけ同条件の中でそういった雇用、テナントの契約、こういったものがなされるように、強く行政としても要望をしていきたいというふうに考えているところでございます。  それから、続きまして平成14年度の観光振興策についての御質問でございますが、御案内のとおり、観光振興につきましても非常に厳しい状況でございます。しかし、そういう中にありまして、やはり一定の明るい兆しというのも見えてきているところでございます。と申しますのも、やはり最近の観光ニーズというのは、いやし志向というのが非常にニーズ的に高まりを見せているという観点から、都井岬というのが観光ニーズに非常にマッチしてきているというようなそういう兆しも見えております。そういった中におきまして、平成14年度の観光振興の取り組みにつきましては、まず、観光の個性化と広域的な取り組みを図るための南九州五島観光ルート構想の具現化につきまして、その対応を図っていきたいというふうに思っておりますし、その具現化に向けた関係者との調整を図っていきたいというふうに思っております。また、本市のすばらしい自然や資源等の活用を図るためには、そういう観光地の整備は不可欠でございまして、本市の代表的な観光地であります都井岬におきまして、ソテツ自生地周辺の散策道路の整備や灯台下の駐車場等の防護さくの整備、それから、灯台上の駐車場の防護さくの整備、そういったハード面の整備も考えながら、また、既存の各種イベント、火祭り、福島新港の花火大会、市民秋祭り等々の3大イベントに整理統合して、内容的にも充実を図っていくということで、これらのイベントを通して観光の振興の推進を図ってまいりたいというふうに考えておるところでございます。  次に、南九州五島観光ルート構想の企画書のお尋ねでございますけれども、この構想につきましては、既にこれまで御答弁申し上げてきているとおりでございまして、この構想に基づきまして、県、さらには関係機関等々の調整協議を図るために、12月に企画書の作成の予算化についてお願いをしたとこでございまして、これにつきましては、既にもう企画書はできておりますけれども、この企画書を現在、県の関係課等に配付をいたしまして、今後の協力要請も行っているところでございまして、さらに民間機関等につきましても、今後企画書の配付を行い、協力を願っていきたいというふうに考えておるところでございます。  以上です。 ○福祉事務所長(右松康廣君)  お答えいたします。  まず、保健福祉サービスの基盤整備についてのお尋ねでございますが、議員御承知のとおり、既存の保健福祉サービス基盤の整備状況を勘案し、地域ごとのサービス供給体制を整備する基本的な方向に沿って整備を進めて今日の状況となっておるところでございます。お尋ねのサービス利用の利便性を考慮したデイケア施設活用による事業の推進についてということでございますが、介護予防生活支援事業要綱では、医療法人への委託については可能ではあると、このように理解しております。また、要介護度等の認定者の増加に伴う本来のサービスであります通所リハビリテーションの利用の推移、介護予防サービス利用移行、及び国県の介護予防生活支援事業費の枠、また各地区の住民が主体となって実施されていますサロン事業の推進状況等総合的に勘案し、老人保健福祉計画の見直しにおきまして十分検討していかなければならない、このように考えているところでございます。  また、障害者計画策定がされているが、課題等の解消についてはどのような対応をしているのかというような御趣旨であったと理解しておりますが、私、障害者教育の内容等々を見てみまして、感想としては大変寂しい感想を持つ1人であります。しかしながら、今日まであらゆる制度を利用しながら改善が図られておることは事実でありまして、また、この計画に沿ってこれを伸ばしていくということが計画の目的でもありますから、今後ともの実現に向けて頑張っていきたいとこのように思っております。具体的に申し上げますと、総体的といいますか、概略を申し上げますと、平成13年度におきまして、ようやく障害団体の組織化を見たところでございまして、障害者大会を実施してきておるところでございます。14年度におきましては、予算措置といたしましては、障害者デイサービス事業、精神障害者援護事業、それから障害者通所援護事業等を予定をお願いをいたしておるところでございますが、さらに各節での課題はどうかということでございますが、1節の「福祉の心づくりの推進」ということにつきましては、やはり組織団体を含めて組織化を図りながら、その中で啓発推進とか、あるいは地域での交流をもっと図って促進を図らなければならないとこのように思っておるところでございます。また、2節の「障害の発生予防」ということにつきましては、やはりあらゆる機関との連携をもって対応してまいりたい、そんなふうに思っておるところでございます。第3節の「福祉サービスの充実」につきましては、社会参加の支援体制の推進と在宅福祉の充実ということで現在もホームヘルプサービス、デイサービス、ショートステイ等々を現在実施しているところでございまして、福祉機器の購入とか、あるいは小規模作業所への支援、相談指導体制の充実等を図ってまいりたいと思っております。4節の「教育育成の充実」につきましては、乳幼児教育ということで現在1保育園におきまして障害児保育を実施しているところでございます。5節の「雇用・就労の促進」につきましては、やはり小規模作業所、通所作業所等の育成支援を図りながら、市民への啓発を図って、結果として雇用につながるように努力していかなければならない、こんなふうに思っておるところでございます。あと、6説につきましては、現在住宅改修とかを行っておるところですが、昨日から論議があります情報提供等の充実とか、バリアフリーの推進とか、こういったことをもっともっと図っていかなければならないと思います。7節におきましては、「スポーツ、レクリエーション、文化活動の普及推進」ということでございますが、やはり障害者スポーツ大会とかそういうことを通じながら、皆さんの待遇改善につなげていきたいと、こんなふうに思っておるところでございます。総枠でございますので、具体論として申し上げられないことは大変申しわけありませんが、概要という形の中で御理解を賜りたいと思います。  以上でございます。 ○議長(深江 明君)  昼食のため、しばらく休憩いたします。  (午前11時45分休憩)  ───────────  (午後 1時 0分開議) ○議長(深江 明君)  休憩前に引き続き会議を開きます。14番武田議員。 ○14番(武田政英君)  それでは自席より質問をいたします。  まず、市長にお伺いをいたしますけれども、裁判のことでございますが、高等裁判所の判断について市長のお考えをお聞きしたところでございますけれども、割とあっさりと答弁をされて、正直なところをおっしゃったんだろうというふうに思いますけれども、裁判の結果に従うと、それまでは市政を運営していくんだと、こういうお答えであったと思います。確かにそのとおりだろうというふうに思うところでございますが、きのうこの問題についてはこれまで昨日も同僚議員の方からも質問がございましたが、最高裁に上告を市長はされたわけでございますけれども、理由書はまだ出していないときのうおっしゃったと思うのですが、この理由書というのは、上告から50日以内に提出をしなければならないようになっているというふうにお聞きをするところでございますけれども、ですから、私もよくわかりませんが、2週間ということもあるようですが、50日だという詰も聞いたわけですけれども、まだ出していないということであれば、これを期限内に出さなければ高等裁判所の判断に従うことになるというふうに思うところでございますけれども、出されていないということであれば、上告された日がよくわかりませんので、まだ期限があるのか、よく把握はしておりませんけれども、市長は上告の最高裁の判断に従うんだとこういうことですから、上告をされてると思うわけでございますが、当然上告をされれば理由書を出さないと成立しないわけですから、出されると思うのですが、もしこの議会の中で市長がそれについてお答えできれば、まだ出してない、いつには出すんだと、そういうことであればぜひお答えをいただきたい、まずそれをお聞きしたいと思います。 ○市長(野辺修光君)  高裁の判決が下りまして、受理してから50日以内ということになっております。まだ出しておりませんが近日中に出す予定にしております。 ○14番(武田政英君)  これは市長が本当に最高裁まで裁判でやりたいということが本当なのかどうかの確認ということであるわけでございまして、よくわかりました。最高裁の判断に従ってそれまでやるんだと、こういうことの確認をさせていただいたというとこでございますが、大体この連座制についての市長のスタンスというのは、きのうの答弁、先ほどの答弁で大体理解をしたところでございますけれども、要はこういう状況になって、市長は14年度の市政運営に情熱を示しておられるわけでございますけれども、実際にこれから予算が成立して、14年度が始まっていくと、こういう状況が現在もそれは13年度が続いているわけですから、14年度についても裁判の結果次第ではそれはまだずっとあるわけでございますし、続いていくわけでございますが、昨日から入札の件についていろいろ同僚議員からも質問がございました。最近の公共工事の発注について、かなり分割されて発注がなされておると、このことについてきのうも質問があったわけでございますが、それについて分割は設計の段階から中小企業の育成を図るためにそういうことをやっておるんだと、そういうお答えであったと思うのですが、契約課長、これは担当課がそういう対応をしてやっているんだと、こういうお答えであったと思うのですが、もう少しその点についてこだわって質問したいと思うのですけれども、この議会の中ではその分割発注についての質問になれば、結局地元の中小企業を育成するためにやっておるんだと、こういうお答えになるわけですが、1月の26日、市長の連座制の判決が出た次の日の新聞ですけれども、この連座制の判決について市長は10分程度の記者会見をされたということで、それはその記事が載っているわけですが、その中で、当選無効の波紋という、これは何というんですかね、連座制の判決が出たことで1つの特集というか、これは地元の宮崎県、地元の新聞の記事ですけれども、当選無効の波紋、これは上下で26日と27日に特集をして記事になったものですけれども、この公共工事の分割発注は、ジャーナリストの目から見ると、ということになると思うのですよ。市長は見てらっしゃらないかもわかりませんが、ま、見てらっしゃると思うのですが、ちょっとそこの内容を読むと、この連座制の判決が出たことで、市長周辺には既にさざ波が立ち始めているということで、ある建設業者は、最近の同市の公共事業発注について明かす。これは括弧して、その業者が言ったようなふうに書いてあります。普通なら一業者に任せる程度の仕事量を少しでも多くの市長派の業者に仕事を回そうと細かく分割して発注する。余りの小ささに業者が驚くほどだと。こういう業者がコメントしたように書いてあります。これは週刊誌でも何でもないちゃんとした新聞の記事でございますから、こういうふうに書いてあるわけですね。で、きのうからのこの分割発注については、中小企業育成のためと、この議会ではそういう答弁になるわけでございますが、新開によると、こういう書き方になっているわけです。この記事を市長は見られて、これについてどういうふうに思われるんでしょうかね、それをまずお聞きしたい。議会では地元の業者を育成するために細かく分割してやるように担当課が配慮してもらう、こういうことですが、新聞では自分たちの自分を支持してくれた業者に少しでも仕事を回そうと、自分たちと同じ業界の者がびっくりするほどそういう状況になっているのだと、こういうことですが、市長の感じられるところをお聞きしたいと思います。 ○市長(野辺修光君)  マスコミ報道について私がこの場でどうこう言う立場ではないと思っておりますが、どういう形で取材されたかは私としては定かでないわけであります。そういう中で、やはり業者の中にもいろんな考えの人がいらっしゃるのではないかと思っておりますし、昨日もいろいろと問題になりました水道等につきましても、例えば、業者、全体になるだけ仕事が行き届くように、担当課が配慮していただいた、私はこう思っておりますので、必ずしもこういう仕事が少ない時代に少しでも地元の多くの業者のために受注の機会を与えたいということは私は悪いことではないと、こういう認識に立っております。 ○14番(武田政英君)  市長の答弁はそれなりに受けとめますが、その業者、地元の中小企業の業者の育成のためにやってると、こういうことであれば、これはこういう担当課のそういう取り組みというのは、これは市長がそういう配慮をするようにと、担当課にそういう配慮をしろと、地元企業育成のためになるべく仕事が回るようにやりなさいと、こういう支持をされてるんでしょうか。 ○市長(野辺修光君)  昨日も答弁いたしましたように、例えば清掃とかそういう問題につきましては、商工会議所等を通じていろいろと要望等もいただいておりましたので、契約課を呼んでなるだけ地元業者に発注できるようにしてくれということは言いましたが、普通のほかの土木工事につきましては特段の指示はいたしておりません。 ○14番(武田政英君)  こういう新聞報道がされて、市長も当然見られてると思うのですけれども、これはちゃんとした地元の新聞の記事でございまして、これを串間市民が見ても余りいい気持ちではございません。当然串間市外の人が見て、ああ串間はまたこんなことかと、それでなくても派閥がどうだと常に言われるといいますか、そういうあれは私も不満ではございますけれども、よくよくそういうふうに表現される串間市でございまして、新聞の報道でこういうふうに出されるとすれば、私は何らかの抗議をするべきだと思うのですけれども、その点は事実と違うのであれば、抗議するべきだと。それからちゃんとした市長のところに、こういう記事で取材をしたとすれば、確認の取材というか、契約課なり各担当課なり、こういうことで業者がこういう状況を言っているが事実かと、そういう確認をして記事になるべきだと私はこう思っておるのですが、そういうことはなかったんでしょうか。 ○市長(野辺修光君)  マスコミ報道につきましては市民間でいろんな受け取り方があると思います。必ずしも私はそのことだけを悪いというとらえ方をしてない方も結構いらっしゃるんじゃないかと思っておるわけであります。こういう仕事の少ない時代でありますから、ある程度分割しないと、やはり大きい業者、Aクラスの業者だけが生き残って、小さな業者は全部倒産に追い込まれるということにもなりかねないと思っておりますので、私は必ずしもそのことが悪いという考えには立っておりません。 ○14番(武田政英君)  それは地元のさまざまな業者、それは建設業だけではなくて、いろんな業者が地元の役所のいろんな仕事を受注して、文房具でも何でもよいわけですから、そういう地元業者に配慮すると、こういうことについては市長のおっしゃるとおり、大変そういう取り組みについては評価をいたします。しかし、これは先ほど余りの小ささに業者が驚くほどだとこう書いてあるわけですけれども、まだこれの続きがあるわけですよ。その串間市長選は長年建設業の選挙とも言われてきた、勝ち組の建設業者は公共事業で恩恵を受け、負け組は次の選挙までの4年間冷や飯を強いられたというと。指名にさえ入らないとある反市長派の建設業者は半ばあきらめ顔でこぼすと、こういうふうに書いてございますが、報道されているわけですよ。ですから、これについて地元の中小業者を育成するというとこから、それは市長がおっしゃるように、そういう配慮をすることについては必ずしもおかしくはないとおっしゃるわけですが、その指名権を持っている指名審査会で決めるべきことかもわかりませんが、実際にこういう不公平というか、そういう報道がされているわけですが、これについては市長、いかがでございますか。 ○市長(野辺修光君)  すべての業者に満遍なく仕事が渡るのが一番いいわけでありますけれども、入札等の結果、必ずしもそういう形にならないというようなことが、そういう形の中でやはりそういう報道が私はなされたと思っておりますが、どういう意図でそういうのを言われたのか私は定かでありませんので、この席でそのことについては答弁は差し控えたいと思っております。 ○14番(武田政英君)  新聞報道でございますから、それをもとにそんな市長に徹底的に市長の答弁を求めるというものではそれはないわけでございますが、こういう報道が選挙のたんびに繰り返されている。こういう串間の地域性というのは、やはりどこかで立ち切らなきゃいけないと私は思うわけです。これはどこかで本当是正をしていかないかんと。しかし、これができるのは、やはりそれだけの権限を待った首長の考え方、取り組み方、これが私は一番大きな要因だとこう思うところでございますが、野辺市長は現在当然市長でございますし、これから先も裁判の結果次第では当然市長を続けていかれることもあるわけでございます。それについて、ですから首長の責任というものをここでこの一般質問を通じて申し上げたいということで、この点については終わりにしたいと思います。  あと、市長の政治姿勢の中で、湯ったり館の問題は先ほど同僚議員の方からもいろいろございましたが、私は1点だけ、湯ったり館、リフレッシュビレッジは、第三セクターで運営をしていると。ですので、一般の自営業者なりから見ると、あそこは設備はすべて市がやっているわけですから、固定資産税も何もないわけですね。ですから、あそこは社会的責任というか、社会的にどういうふうに串間市民に奉仕するのか、どういう社会的責任を果たしていくのかというところについて、これは経営的に支援をしていかないといけないわけでございますから、今回湯ったり館については入湯税の免除というのが出ているわけでございますけれども、それは私も12月議会でそういうことを言いましたので、それは当然何とか黒字経営、大きくもうからなくても私はいいと思うのです、ああいう第三セクターというのはですね。もうかればもうかるほど今度は地元の民業圧迫ということにもなりかねないわけですから、ちゃんとした役割を果たしながら健全経営ができると、こういうのが一番の理想的な姿だろうと思うのです。ですから、地元の方々もタラバガニやズワイガニやという料理のものが出ても、本来はあそこは地元の地場でとれたものを食べていただくという趣旨から農業構造改善事業という国の施策の中ででき上がったものですから、ああいう現象が起きるのは本当はよくないわけですよね。今町港でああいうのが上がったという話は絶対ないわけですから。でもまあ健全経営のためにじっと我慢してやっているわけですから、そのあたりを厳しく、もっと厳しくとらえていただいて、何とか健全経営に持っていってもらいたいというのが、これは串間市民の気持ちだと思うのです。私は議員としてもそう思っております。ですから、今回湯ったり館の入湯税について免除されるわけですけれども、どの程度経営に効果があるのか。それから、この入湯税を免税することによって、リフレッシュビレッジの方々がどういう評価というか受け取り方というか、いやこれで助かるわいと、ならもっと頑張らないかんねというものでないといかんと思うのですよね。少しでも払わんでよくなったわいというだけではだめだと思うのですよ。その辺についてどういう状況なのか、それからどういう会社の経営というか、今後目指そうとしているのか、その点について1点だけ、これはそれだけ聞かせていただければいいと思います。  それと、もう1つは大束の苗場跡地の購入については、そういう方向になっているということは聞いておりますが、これについても市長の政治姿勢という形の中でお聞かせいただきたいと思います。それまでお願いします。 ○市長(野辺修光君)  苗場跡地の購入につきましては、南部森林管理署との相互協議によりまして、平成15年度中に購入の方向で予定をいたしているところであります。
    農政企画課長(永友安行君)  お答えいたします。  リフレッシュビレッジにつきましてのお尋ねでございました。社会的にどう貢献をしていくのかと、いろいろ公の施設の管理をされて、その利用料によっての経営がなされているわけでありますけれども、どう貢献していくのかというようなことでございますが、第三セクターを論議をしますときには、公共貢献という言葉がよく使われるわけでありまして、そういう意味では利用料金を安くして幅広く地域社会に貢献をして、地域の皆さんの健康づくり等に役立てていただくというような使命があるというふうに考えているものでございまして、今回の議案として提案をされております入湯税の取り扱いの関係の分につきましては、当然利用料金等の改定が行われるということでございまして、その効果が期待をされるというふうに判断をいたしているものでございます。また、会社の経営等につきましては、その入湯客の増を呼び込むようなそういう商品といいますか、価格の問題だろうと思いますけれども、これらをやっぱり市民に徹底をして経営改善にも寄与していくというようなことでの効果があるというふうに考えております。また、社員の方の受け取り方等については、御指摘いただきましたような件も施設の責任者の方には申し上げて社員数育を徹底していただくようにお伝をしていきたいというふうに考えております。 ○14番(武田政英君)  市長の政治姿勢でもう1点だけお聞かせいただきたいと思いますが、12月議会での言葉でございますが、議案第109号の工事請負契約の締結というのが追加議案で出されたわけですが、これは本会議で採択されて、これについての談合の問題とか、この点についてはこの本議会でも議論をされたところでございますけれども、1つだけ、この議案は産業経済常任委員会で追加議案で付託をされて審議されたわけですけれども、公正取引委員会との関連で戸田建設がいろいろ談合疑惑があって、もうしばらく時間を置いて審査するべきだという委員会での大多数の意見があって、これが委員会では否決されたわけですね。本会議では採択をされました。そのときに、委員会が終わって本会議を迎えるについて、市の幹部の、幹部というか担当課の課長さん方が議員の家庭を回られて、ぜかこの議案について理解していただきたいと。それはいろいろ事情があるかもわかりません。それが本契約がおくれれば建設についての期限の問題やらいろいろあるかもわかりませんが、そういうことで回られたわけですが、こういうことについて、これは市長がそういう指示をされたのかなとこう思うのですが、その点市長に確認をしたいと思うのですけれども、そういう指示を市長がされたんでしょうか。 ○市長(野辺修光君)  私はいたしておりません。 ○14番(武田政英君)  それはわかりました。じゃ、担当課の職員の皆さんがそういう工事についておくれ、どういう理由、当然それは本契約を結んで計画どおり進めないかんと、そういうことで危機感を感じて回られたんだと、市長が指示してらっしゃらなければそういうふうに受けとめるわけでございますが、それじゃこういう議員のところを回って説得すると、お願いすると、こういうものについては市長はどうお考えになりますか。 ○市長(野辺修光君)  職員は常日ごろから議員の皆さん方にいろんな形で接触をしているわけであります。そういうときばかりじゃなくて、やはり接触を続けておるというのは非常にいいと思うのでありますが、今言われたような面からは余り好ましいことじゃないと、こう判断しております。 ○14番(武田政英君)  わかりました。それは市長の考え方をこの議場で職員の方々も聞いておられるわけでございますから、それはじゃそういうことで、今後のまた何かのときにはそういう注意もされるでありましょうから、この点については終わります。  次に、学校教育のことでございますけれども、今、先ほどから教育長が同僚議員の質問の中で答弁をされているように、私は大束でございますので、大束の中学校、それから小学校から学校通信が毎月送ってくるのです。ここ1年ぐらいだと思うのですけど、つい最近もここに来ておりまして、完全学校週5日制が4月から始まりますということで、家庭、学校、児童生徒、地域社会の役割といいますか、こういうことをしていただくとありがたいと、こういうことのわかりやすい、学校としてはどういうことをしますと、こういうこれは大束中学校の「おおつか3月号」というので送っていただいたものですけれども、こうやって見るとわかりやすいです。わかりやすいのですが、一つ一つをとるとよくわからないんですよ。特に家庭の場合は自分とこの責任がありますから、これは人間としての必要なしつけや思いやりは家庭内でしっかり身につけさせましょうと、これはよくわかります。これは親としての責任があると思います。ただ、地域社会について、地域社会のことになるとよくわからないんですよね。教育長は崇高な理念なんだと、地域で育てるというのは崇高な理念だとこうおっしゃるのですけれども、地域で育てるって、例えばそこの剣道教室があるとか、そういう1つの受け皿、グループ、子供が参加できるチャレンジ教室とか、何かそういうものにいくんだと。それが地域で育てることなんだと。こうだったら何かひとつわかりやすいのですが、あいさつ等地区内の子供に声かけをしましょう、公民館や子供会を中心にさまざまな体験活動ができる場を提供しましょうと書いてあります。地域の子供は地域で育てる環境をつくりましょう、ですから、これはわかるんですよね。わかるんですが、例えば地域の子供が地域で育てる環境をつくりましょうといって何かスローガンのようなことなんですが、スローガンは当然大事でしょうけれども、具体的にはこういうことの取り組みをしていただけませんかとか、何かそういう具体的な呼びかけというのは必要だと思うのですよね。私はある方から、中には教育委員会からの要請があればやりたいと、そういう人はいるはずだというお話を聞いたんですよ。というのは、詩吟をやっていらっしゃったり将棋教室をやってたりとか、いろんなリタイアした後に趣味でやっていらっしゃる方というのはいらっしゃるわけですね。だから、教育委員会からの呼びかけを待ってる方は結構いるんじゃないかというそういう話をされる方もおられました。ですから、そういうことであれば何かよくわかりますね。地域で育てるという意味合いというか、そういう輪が子供たちを囲んで健全育成というかそういうことにつながっていくんかなと、もう一つは、青少年育成連絡協議会というのがあるわけですけれども、この協議会が各地区できておりまして、子供たちの健全育成というか、補導とかいろんな活動をしていらっしゃるわけですけれども、当然地域で育てるとなれば、組織としては青少年育成連絡協議会が今実際にある組織としてあるのがこの組織じゃないかと、こう思うのですけれども、こういう組織との連携というか、そういうあたりは教育委員会としてはどういうふうに取り組んでおられるのか、そのあたりがもうちょっと聞きたいと思うのです。ですから、過5日制になって土曜日が毎週休みになるんだと、これは過5日制ですからこれはわかるのですが、何か土曜日が、じゃ毎週休みになったちゃねと、そういうことかと、こういうことになるわけですよね。理念だけはずっと進んでいるんですけれども、実際は受けとめる方は、子供たちは「また休みがふえたわい」とこれで終わるということになりかねないんじゃないかと思うのですよ。ですから、パンフレットとか市の広報を使ってこれからそういう広報をやっていくということですけれども、もう少し具体的な広報だけではなくて、そういうもうちょっと具体的な取り組みはできないものだろうかと、こう思うところですけれども、教育長のお考えをお聞きをしたいと思います。  それから、もう一つは不登校のことなんですけれども、家庭に不登校というか学校に行けない子がいると、それはいろんな理由があるようですけれども、その家庭はますます暗くなるというか、親は心配の種ですよね。子供が義務教育の6年間、3年間を全うできない状態にいるというのは、少なくとも義務教育だけは何とか終えて、どうあっても社会人になっていくわけですから、社会人としてひとり立ちしてもらいたいというのは、もうこれは親心としてはこれほど心配することはないと思うのです。ただ、心配の種があるとなおさら家庭が暗くなって子供にいい影響は与えないということで、不登校児がいる家庭というのは、私は大変だろうというふうに思うのです。でも、その中で先ほどあったようですけれども、教育集会所で開催されている適応指導教室というんですか、ここに行ける子供たちというのはもっとまだいいですよね。でも、全然家から出ない子、本当に閉じこもっているというか、そういう子供たちも何人かはいるように聞いているわけですけれども、この前、そういうことで新聞で報道があったんですけれども、埼玉県の志木市、見られたかもわかりませんが、ここでは不登校児の支援のここでの取り組みというのが紹介されていたんですけれども、その定年退職をした先生を家庭に派遣すると。それで、その子供の学習を支援をするのだということなんです。その子供の校区の校長先生と派遣された先生が、学習の内容とか進みぐあいについてちゃんと話し合って最終的にはちゃんと卒業をさせると、そういう制度だということなんですが、それについてはいろいろ、じゃ在宅教育を認めるのかとか、そういういろんな面の、ただ不登校児の支援という面だけではなくて、じゃおれは学校行かんで家で教育受けるように学校の先生に来てもらうよというようなことになりかねないという点もあると。ですから、それは要綱をちゃんと決めて、それなりの学識経験者の判定グループというか、判断グループをつくって取り組んでいらっしゃるということですけれども、志木市では10人ぐらいだそうです、そういう閉じこもっている不登校の子供がですね。でもそういう対応をされているわけですけれども、何かそういう家から出れない子供についての不登校児の支援ということについては、もうちょっと考えてもいいんじゃないかとこう思うのですけれども、教育長の、今どうこうは言えないかもわかりませんがどうでしょうか、こういう取り組みをしているところについての感想というか、ぜひ串間でも考えてみたいということかもわかりませんが、考えをお聞かせください。 ○市長(野辺修光君)  教育長の答弁の前に、先ほど私の答弁にちょっとつけ加えさせていただきたいと思います。確かに議員宅を職員が訪問していくのは、これは余り好ましいことではないとは思っておりますが、ただやはり、いろんな形の中で賛同を得るために訪問するというのはいいことではありませんが、ただ議員の皆様方は立派な方ばかりでありますけれども、中にはなかなか正確に理解していただいてないという、執行側から見た場合にはやはり歯がゆい思いをされている職員もいるわけであります。そういう意味から、正しい理解をしていただくためには、なかなか接触の機会がないわけでありますので、そういうものにつきましては、慣例として今日まで行われておりましたので、そういうものについては許していただきたい、このことを1つつけ加えさせていただきます。 ○教育長(岩下斌彦君)  1つは5日制の中での子供たちの対応ということで、便りは見るけれどもなかなかわかりにくいということでございます。実際に1カ月のうちの半分の5日制の土日の過ごし方というのは子供たちもなれてきております。ただ、それが1カ月のうちで土日すべてがかかわってくるということになりまして、いろいろ私どもも検討をさせていただいておるところでございますが、まず、子供たちが地域で過ごすというのは、以前の昔の話といったら失礼ですが、以前ですと、子供たちの顔、親の顔、大体皆さん方は地域でわかっていただいたのではないかと思いますが、今、例えば高校生を見てどこの子かわからんと。例えば、4〜5人おったら何か悪いことしよっとじゃないかと。かといって声もようかけない。こういったことも中にはあるというふうに聞いております。そういった中で地域とのかかわりを、こういった希薄化しているがゆえに、地域のかかわり合いをぜひ何とかまたもう一度復活させていただきたい。それと、子育ての場合に、本当に他人任せという表現は好ましくないかもしれませんが、まずもうちょっと5日制のこの機会をチャンスととらえまして、お父さん方お母さん方もやはり自分の子供を正面からしっかり見ていただいて、そういった中で親子関係をしっかり築いていっていただきたいという気持ちが、今この5日制を一つの機会としてとらえていただきたいということがあります。そして、じゃ、青少協とかそういった地区の方にいたしましても、親子会とかあるいは青少協で皆さん方御活動いただいておりますが、さらにそういった地区の組織の中で子供のことを見守る、こういったこと、もう一言でももう一歩前に出ていただいて御協力をいただきたいなというふうに思っております。  それと、不登校の対応でございますが、これは前回、九州地区市教育長会の代表者会が宮崎でありました。不登校対応という形の中で、あるいは非行関係でいろいろ長崎県の方でも問題になっていると。やはり長崎の教育長が言われましたのが、幼児期にしっかりと子供たちを育てることが必要ではなかろうか。まして、中学校、高校になって子供をしつけるにしてもなかなか難しい。そういった点では幼児期の保護者に対して何らかのそういった子育ての教育みたいなこと、保護者向けにそういったことをやっていかないと、いつまでたっても中学年、高学年になってこの繰り返しの状況にある。そういった点で福祉関係も含めて子供が小さいうちに親の教育のあり方というのをもう一度私どもも見直していきたいというぐあいに考えております。  また、不登校支援でございますが、本当にうちの方では西浜の場所で教育集会所でございますが、西村先生、真剣にやっていただきまして、やはり学ぶ意欲を身につけさせようということで取り組みをしていただいておりまして、今回高校受験生がおりまして、そういった中でも今回合格を得ていると。で、その子供さんたちが高校に行くというふうに今回決まった子供さんたちもいらっしゃいますが、一つはそういった心機一転の中で高校生としてまた挑むという姿勢も見られてきているようでございます。いろいろ原因があろうかと思いますが、できるだけ不登校を出ないように、また、クラス担任も含めて学校側ともうちょっと、もう一度真剣に子供たちと向き合っていただきたいということをお願いをしていきたいと思います。  志木市の取り組みで不登校の子供たちへのそういった対応ということでございますが、うちの方ではなかなかそういった適応教室の中でしか今の段階でできませんけれども、まずは学校でそういった学校が楽しくなる、学校に行きたいというそういった環境をつくっていくよう我々は努力をしていきたいというふうに思います。 ○14番(武田政英君)  不登校児の支援については、これは当然もし何かをやるとすれば、新規にやろうとすればこれは予算を伴うものでございますから、そうそうはまた教育委員会だけの対応ではなかなか難しいとこもあると思うのですが、またそういうことも今後考慮に入れていただければというふうに思うところでございます。  次に、福祉行政についてでございますけれども、障害者計画のことについて所長の方から話がありましたが、にこにこ作業所が法人化の申請をしているということで、同僚議員の質問もあって、市長の方からそれの支援については明快な答弁がございまして、大変これは評価しているところでございます。障害者計画を進めるということについては、所長も大変苦しいというか、寂しい内容であるということは十分認識していると。そういう大変正直なところの答弁をされたと思うのですけれども、上位計画との整合性とか、常にそういうふうに出てくるわけですけれども、なるべく計画の中では串間市独自の施策についても積極的に進めるんだと、こういうふうに述べてあるわけですから、なるべく予算をとって進めるように、所長には努力をしていただきたいというふうに思うところでございます。  老人福祉事業の、もう一つ生きがい活動支援通所事業ですけれども、この前私が9月議会にお聞きしたときと内容が変わっていない、串間市老人保健福祉計画ですか、それの見直しの中で考えると、前もそういう答弁だったですけど、この老人保健福祉計画というのは平成12年につくってあるわけですよね。この見直しというのはいつ、その予定があるんでしょうか。今それだけまず聞きます。 ○福祉事務所長(右松康廣君)  お答えを申し上げます。  老人保健福祉計画につきましては14年度に見直しをする予定といたしておりまして、3年目でございますが、14年度に見直しということで予定をいたしておるところでございます。 ○14番(武田政英君)  その中で見直しということで答弁があったからお聞きしたんですけど、その老人保健福祉計画を見直さないと大束地区でサービスができないというのがどうもよくわからんのですよね。この中ではサービス供給体制の整備という中で、第6章の、この中で生きがい活動支援通所事業、デイサービスというのがあると、こういうふうに書いてあるわけでございまして、見直しというのはこれをなくすとか、そういう意味にとるのかなと。その辺はどういう理解をすればいいんでしょうかね。 ○福祉事務所長(右松康廣君)  お答えいたします。  14番議員の御趣旨もよく理解しているところでございまして、したがいまして、今日までは福祉系のデイサービスという形の中で余力をもって運営をしてきているわけでございます。したがいまして、これらの見直し等を総合的に需要供給の調査とか、あるいはサロン事業の進捗状況等々も関連が出てきますので、そこ辺の調査、国の動向、その辺も考えながら、今後医療系の施設をどう対応していくのかというところまで踏み込んで検討していかなければならないと、こんなふうに思っておるところでございます。 ○14番(武田政英君)  この前も9月議会でも議論になったんですけれども、医療系、福祉系と、それはそういう法律なり決まりなりがどこにあるのかなと。これはこの前も議論したとこだったと思うのですけれども、これは一般財源と県の支出金ですかね、県の補助金ですか、これで今やってるわけですよね。介護系の予算でも医療系の予算でもないんですよ。一般財源なんですよね。だから、これが何で医療系と介護系に分かれていくのかが、それがよく理解できないんですよ。それで、私が調べましたら、これ何か「介護報酬Q&A」というあれで、これを見ると、市町村独自のサービスとして自立認定対象者に今まで利用していた施設を継続して利用できるとした場合、市町村と委託契約を結び、デイケア利用の受け入れが可能かと、可能であるとこうなっているわけですよ。ちょっとそういうことも所長おっしゃいましたけど。だから、可能であるとなっているんですよね。だから、何でそれができないのかと。この串間市高齢者介護予防生活支援事業実施規則と、これは規則でやってますよね。これ規則であるんですけれども、これの申し込みのところは別に施設名は書いてないですよね。デイサービスセンターでのサービスと。括弧して施設名を書くようになっています。自分はどこで受けたいと。一体ここで生きがい活動支援通所事業デイサービスというので、これは市の福祉関係のあれでつくられているやつですけど、実施施設が書いてあります。これはどこでこういうこれだけの施設があるというのを規定しているのですか。どこにも実施規則にもそれは書いてない。これ料金の徴収もありますけど、こういうのは条例で決めなくて規則で決められるのですか、こういうことが。議会としても何も議会は通ってないんですよね。配食サービス事業、食材費400円、生きがい活動支援通所事業の1食400円とか、これは恐らく規則ですから議会承認というのはないと思うのですよ。こういうことは条例で決めるべきものじゃないのかなと思うのですけど、その辺はいかがですかね。これはほかの話になりますが、これはいいですわ、後で。こっちのどういうふうに場所が決められておって、何で医療系と介護系に分かれるのかと、この2点についてわかりやすく説明してもらいたい。 ○福祉事務所長(右松康廣君)  答弁申し上げますが、私も100点取れるかどうかわかりませんが、まず介護保険事業所と在宅福祉サービス事業所というのが当然に分かれてくるわけでございます。介護保険事業所につきましては、介護保険対応の予算の流れとなるわけでございまして、この中に居宅介護サービスというものがございまして、そのまた中に介護訪問をする事業所とか訪問入浴を介護する事業所、通所介護を実施する事業所、それから短期入所とか、その中の1つとして通所リハビリテーションというのがございます。これは市内の長寿の里、県南病院、とめのクリニック、こちらの方が居宅介護、すなわち介護保険対応のリハビリテーションの施設ということになっております。一方、在宅福祉サービス事業所としまして、一般会計で対応する資金の流れといいますか予算の流れとして、在宅福祉サービス事業所というのがございます。その中に生活支援介護予防生きがい活動支援事業というのを事業を行っておりまして、配食サービス事業、軽度生活支援事業、生きがい活動通所支援事業とございます。この生きがい活動通所支援事業の中にデイサービスセンターが6カ所あるわけでございます。したがいまして、14番議員のおっしゃいます施設利用につきましては、現在はこの生きがい活動通所支援事業所の方で余力を対応するという中でサービスをやっておるわけでございます。その生きがい活動通所支援事業の事業費としましては、現在は、13年度は3,300万程度の生きがい活動支援通所事業費として対応をしておるわけでございまして、この予算もーつの予算でございまして、介護予防生活支援事業という中で高齢者の生活支援事業、介護予防生きがい活動支援事業、家族介護支援事業、緊急通報体制等の事業をやっておるわけでございまして、その生きがい活動支援通所事業につきましては、先ほど申しました介護予防生きがい活動支援事業の中の一つとしてやっておるわけでございます。ただいま4つの事業を申し上げました予算枠が65歳以上の人口による上限価格という形の中で制約がございまして、このトータルが5,340万円ということでございまして、先ほど4つ申しましたけれども、その事業に総枠として型がはまってくると、制限が入ってくるということでございまして、じゃ、リハビリテーションの介護保険事業の施設の方を利用するということにつきましては、現在のところ、事業予算あるいは施設の生きがい活動通所支援事業ということでやっておるわけでございますので、しばらく14年度意向調査なり国の動向なりを見ながら、十分検討していかざるを得ない、こんなふうに考えているところでございます。  以上でございます。 ○14番(武田政英君)  繰り返しになりますが、わかりました。わかりましたけれども、地域間格差があるということで私はやってるんですから、それは考慮の対象にしていただきたい。これ以上といったらもう市長に私は質問しようと思っていたんですけれども、14年度見直しということであれば次年度ですから、そういう中で地域間格差をなくして、行政サービスの基本は中学校区だと、これが最低条件だというふうにいつも行政当局では説明があるわけですから、それを守るようにしていただきたいとこういうことですので、よろしくお願いしたいと思います。もう時間がなくなりますので、これはこの規則についてはまた検討して数えていただきたいと思うのです。規則でいいのか、これは市長の裁量で決められるわけですよね。いえば規則ですから。そうでしょう。今200円のものは、いや今度は300円にしようと、こういうふうに決められるということですよね、これでできるのだったら。これは条例じゃなくてこういう規則でできるのかどうかというのはまた今度教えてください。  商工振興についてはよろしいですけど、観光行政について五島観光ルートについては企画書を作成したと。これで県やら関係機関に配付して協力を願っているということですが、まず議会にも配らなくてはいけないのではないかと思うのですよ。議会の協力というか理解がなければ進まんわけですから、議会の方にそれを配っていただけるかどうか、配っていただきたいと思うのですが、それについてまず。  それから、もうちょっと、コンベンションビューローの基金活用とか、そういうことを考えていると、いろいろ話もあるんですけど、実現性というものはどの程度あるのかなと。前宮崎港を使っていたトッピーも今なくなりましたよね。そういう中で五島ルートがどれだけの実現性があるのか、これは市長がそういう意気込みを持ってやられるということですから、それについては私がどうこうと、いやそれは実現性がないよと、そんなことは言えないわけですわ。チャレンジしなきゃいかんことでしょうけれども、ただ、これについて同僚議員の質問の中で、課長からは協議会をつくって取り組みたいんだとこういうことだったんですよ。協議会をつくってやるというのは、それは一つの手法として反対はしませんけれども、期限を決めてやらないと、だらだらだらと10年20年続いていくという可能性がありますよね。今までいろんな審議会とか協議会でこれはわかっていることなんですよ。ですから、いろんな地域づくりの取り組みは、それは取り組まないかんと思います。それは中には失敗することもあるだろうと思うのですよ。それは企業でも何でもとにかく研究費というのは使うわけですから、一つの地域づくりの取り組みのお金だと思うのですよ。ただ私は期限を決めてやるべきだと思うのです。2年なら2年協議会をつくって、その活動の中でいろんな調査をして、これはまだいけますと、これは可能性があるということであれば、議会に報告してまたその協議会を結成して続けて取り組むと、そういう期限を決めてやらないと、市長のやっぱり公約の一つだということでずっと続いていく、そういう例というのはあると思うのですよ。ですから、この協議会でやられるのであれば、私はぜひそういうやり方をやってもらいたい。これは市長なりがお答えができれば答えていただきたいというふうに思います。  次に、病院のことでございますが、信頼される病院運営の取り組みということについては、もう同僚議員の方からいろいろと質問がありましたから、よく理解いたしましたけれども、私が聞いた中では、これは答弁はなければないでいいですが、病院の職員の方というのはこれは看護師さんが主体で、公立病院ですから1カ所しかないわけですから、異動がないわけですよね。と、職員は、管理運営面の職員は異動であそこに行くと。ですからずっと同じ職場にいて、何か一つの別の団体といっちゃおかしいですけど、別の自治会組織みたいな、そういうなかなか市の運営管理が行き届かないような状況が若干はあるんだというような話を聞くんですけれども、こういう事故が起きたわけですから、ぜひ一度原点に返って看護師さんたちも取り組みをしてもらうように、これは人の命にかかわることですので、管理運営の点でこれはぜひそれはやっていただきたい。市長が外部のそういう意見を取り入れる方向を考えていると、これは早急にそういう方向でやっていただければというふうに私も思っておりますので、よろしくお願いいたします。  次に、新柄院建設計画についてでございますが、オーダーリングについては、向こうは6ステムだけどうちは13システムだということなんですが、もうちょっとただシステムの多さではなくて、もっと調べられた方がいいんじゃないかと思います。向こうは190床で6,000万で対応できるソフトをちゃんと用意しているわけですよ。で、最初から13システムのソフトが必要かどうかということも含めて段階的にやっていくこともできますし、ソフトは広げていく、そういうちゃんと最初から段取りをしとけばできるわけですから。ぜひもう少しそういう取り組みをしてもらいたい。  それから、県外の3病院、県内の4病院の落札の平均価格で単価を決めたということですけれども、これは公立病院だけだと思うのですよ。何で私立の民間病院の建設例も入れないのか。そんな公立病院には基準価格があるんだとかいう話も聞きますけれども、そういう時代ではないと思うのですよ。実際この前私たちが見に行ったとこでは平米の16万です。今のように医療環境がどんどん変わるところでは、30年きちっと持てばまた次改築とかそういうことが出てくると思うのですよ。ですから、もっと安くできるんじゃないかと。そうすれば償還計画からがらっと変わってくるし、随分計画も楽になるんじゃないかというふうに思うわけですけれども、ですから、このプロポーダル方式でやるということですけれども、当然プロポーダルでやるについては仕様書を出さなきゃいかんと。こうこうでこういう条件で設計してくれんかと、こうなると思うのですよ。でもこの基本計画でやるとすれば、平米単価35万、これが動き出すと思うのです。ですから、もうちょっと安くできる方法を考えてもらいたい。その辺、お聞きしたいと思います。よろしくお願いします。 ○市長(野辺修光君)  五島ルートについてのお尋ねでございますが、このことにつきましては、第1点目にはやはり福島港を物流港だけではなくて、何か観光面で生かされないかと。福島港の活用という面からまず考えてきたわけであります。さらには都井岬を含む県内の広域観光ルート、これを確立したいと。これは串間市だけの問題ではないということで、これはかなり厳しい面があるのは当初から予想しておったわけであります。串間市もこういう財政事情でありますので、できるならばリゾートのコンベンションビューロの支援が受けられないかということで要望を出していたわけでありますが、やはりもろもろの制約がございまして、なかなか厳しい状況であります。しかし、その中に観光ルートの確立というのが出てまいっておりますので、やはりこれには組織をつくって取り組んでいく必要があるんじゃないかという考えに立っておりますし、宮崎県の方にもいろいろと御相談申し上げておりますが、企画調整部あたりも鹿児島県と折衝しましょうという話まで出ておりますので、今後組織づくりを進めてこの問題にまた取り組んでいきたいと、こう考えているところであります。 ○総合調整室長(岡田弘一君)  お答えいたします。  病院建設時の本体について平米35万で基本計画にうたっておるわけですが、基本的には民間との比較も御説明があったわけですけれども、1つは発注方式、民間との大きな違いといいますのは、まず設計段階におきまして基本的には土木建築の標準歩掛かりという続一単価で設計金額が積み上げて出される分がございます。民間におきましてはそういった部分が統一化されてないという部分が大きゅうございます。そういった立場で設計金額等で比較しますと、民間の方が低コストで発注をされているというのがございます。さらにはちょっと調査をいたしましたけれども、すべての建屋本体以外の附帯設備、電気機械すべてを含んで1つの大手の建設会社に一括受注方式で発注をされて低コスト化を図られているという例の病院もございます。通常は建築本体、電気設備、給排水設備、空調設備、浄化槽設備等をそれぞれ1式ごとに分けて発注する分離発注方式が一般でございます。その中で入札時点でのコスト縮減の努力が図られているという部分がございます。さらには別な事例でいきますと、建築本体の予定額、さらに設備工事の入札においてすべて最低制限価格を設けてないという発注の例等もございまして、非常に官民との温度差がある部分もございますので、今後公共工事等についても、そういったコスト縮減に向けて、そういう事務局とか関係課だけじゃなくて、そういった検討委員会の中で具体的な例を挙げながら縮減に努める委員会等で検討していきたいというふうに思っているところです。  それから、それに関連しましてプロポーザル方式につきまして当然35万が動くんではないかと、当初から、というお話でございましたが、プロポーザル実施に当たりましては、基本的には最終的に受託されますコンサルタントが当市のメーン建設に対します基本的な考え方を提示するということになるかと思います。この段階で建設費等を示して提示してという部分には理解をいたしてないところでございます。しかし、最終的にはプロポーザルで決定されました受託コンサルとは設計基本に入るわけでございます。そういった段階では建設費のコストの協議、さらには医療設備等の各検討事項を行うわけでございますので、当然3億のマキシムで上げておりますが、御例示していただいた部分につきましては、そういったシステムの違い等もございますが、当然ソフト部分はいつでも年次的に構築できます。ですから、基本的にはベンチャー企業、または大手の企業が開発しているシステムとの差等も多々あるかと思いますので、今後このオーダーリングシステムの3億をいかに性能、品質、能力を抑えながら経費を下げていくという部分についても、調査研究して勉強してまいりたいと思います。  以上でございます。 ○商工観光課長(山口孝博君)  お答えいたします。  南九州五島観光ルートの企画書の配付の問題でございますが、これにつきましては、今議会中のなるべく早い時期にお配りしたいというふうに考えております。 ○14番(武田政英君)  私の配分ミスで時間がなくて、通告しておりました分についてできない部分もございますので、それはまた改めてさせていただきたいと思いますが、1点だけ市町村合併についてでありますが、この合併特例法は平成17年3月までとこうなっておるわけでございまして、今、るるきのうから質問があったわけでございますが、これをもし仮に合併すると決まった場合に、17年の3月までに合併しなきゃいかんわけでございまして、これ合併協議会、各議会が決議をして合併協議会を正式に立ち上げてそこまでいくということを逆算したら、いつまでにそれをやらなきゃいかんのか、この1点だけ聞かせていただきたいと思います。 ○企画課長(今村勝哉君)  市町村合併に向けた取り組みについてのお尋ねでございますが、国が示した手続のスケジュールから見ますと、平成17年3月末の合併特例法の期限から見ますと、法定合併協議会の設置から新市町村建設の計画の策定など一連の手続を経て新市町村の決定まで2年かかると言われております。ですから、期限の目安としては、法定確定協議会の設置はことしいっぱいということになろうかと思います。 ○議長(深江 明君)  次に、7番岩下幸良議員の発言を許します。 ○7番(岩下幸良君)  (登壇)きょうで3日目で、そして私が最後でありますので、お疲れのことと思いますが、おつき合いをお願いいたします。質問を私は私なりにいたしますので、よろしくお願いいたします。  通告しておりました市長の公約と政治姿勢について質問をしていきたいと思います。私は今までの議事録を読んでいただいてくださいと言っていましたので、それに沿って質問いたします。  平成12年11月、第13代目の市長として市民の圧倒的信託を得て選任された野辺市長に対し、初議会の13年1月、私は新市長としての豊富と21世紀当初の串間丸の船長としての責任の重さについて質問をさせていただきました。1年を過ぎました。本当についこの間のような気もします。また随分たったような気もします。大変複雑な気持ちであります。それは多くの市民の意に反して裁判の問題もあり、串間丸は最初から荒海に翻弄され、また全国的な不況の波も、そして小泉内閣の行政改革などとも重なり心労も大変であったことと思います。しかし、行政は継続しております。1日たりとも停滞は許されない、このことは異をまたないものであります。その点、野辺市長は状況に臆することなく、冷静な判断と強い意志のもと、市勢発展のため、昼夜を問わず真摯に取り組んでいただいていることに対して、まず心から敬意を表するものであります。  それでは質問に入ります。  任期の4分の1が過ぎた今日、市長が公約された大きな7つの目標と50項目に及ぶ公約について、まず市長自身はどのように総括されておられるかをお伺いいたします。もちろん公約にも短期的なもの、中長期的なものありますので、総括の中で難しい問題、期待できる状況などを含め御答弁いただきたいと思います。  次に、主なものについてお尋ねいたします。  農林水産業の振興でありますが、その中で新農業農林整備事業の政策を積極的に導入し、いろいろな事業を推進していきたいと言われましたが、今後考えられる事業計画をお聞かせください。  農業ダムの建設と畑地かんがい事業についての見通しについては、昨日答弁がありましたので割愛いたします。  特産物の振興の中で、とりわけ省力化の推進については、農家の方も私も大変期待をしておりますが、簡単にはならないと思いますが、これは一日も早く実現していただきたいので、今まで努力された経過と見通し等を教えていただきたい。  次に、観光振興について関連する問題を含め質問いたします。  12月の議会で同僚議員の質問で福島新港花火大会や秋祭りのイベントについての質問が出ておりました。商工観光課長は、花火大会については、新しく開港する港の全面供用開始に向けたイベントをしたい、そしてその後は継続的なイベントとしてそのあり方を検討して、民意を反映したイベントにしたいと答弁しています。14年度の予算が提案されています。どのように検討され決定したのか。また実施主体はどこかをお尋ねいたします。  さて、もう一つのイベントの秋祭りですが、課長は、秋祭りの時期の問題、内容の問題についても言われておりますが、その中でマンネリ化していて市民総参加の意識が低下していると聞いているので、自分も事実であると思っている、また、今後はこれら反省点を十分踏まえながら、魅力ある市民祭りとして見直しも行うべきであろうとここまで言われております。課長は、秋祭り実行委員会に委員として何年かかわりになったのでしょうか、実行委員会前の企画委員会など出たことはなかったのでしょうか。そして、年間約450万円の経費とその中の150万円を市より補助金として支出しておりますが、これについても効果や成果についても疑問を持っておられるか伺っておきます。多くの団体、多くの人たちが何年も携わってきておるわけです。全国でも長年継続しておる祭りは大体マンネリ化していて、それが伝統として引き継がれていくものも多いと聞きます。課長は、イベントのあり方について内部的に協議し、全庁的に取り組みをしていきたいと言っております。予算が出ておりますので恐らく協議がされたものと思いますが、その内容をお尋ねいたします。行政主導型でされるのですか。ところで、私は串間弁丸出しなので課長にどうのこうの申し上げることはまことに申しわけないのですが、できますならば一つのくせかとも思いますが、御答弁のすべてに何々をしていきたい、その後に必ず「していきたいというふうに」と「いうふうに」がつけ加えられております。議事録を見てください。悪いとは言えませんが、文法上のこともわかりませんが、ただ何か聞いてしっくりしませんので、できればほかの方と同じように御答弁いただければ幸いだと思います。失礼かと思いましたが申し上げました。  次に、商工業の振興についてでありますが、公約の通年型商品券については、即実行していただき、軌道に乗りつつありますので感謝しておりますが、中心市街地の振興についても、都市再開発事業の調査に一応着手されたので了といたしますが、ただ、この計画はもともと串間駅の東側よりも早く計画になったもので、地区住民との話し合い並びに計画に伴う基礎調査もほとんど済んでいたもので、年月がたってしまったので、再度の調査のし直しということになってしまったと思います。国道との関係もあり、時期的に大変かと思われますが、その辺の市長の見解と見通しについて伺いたいと思います。  次に、観光開発の中で五島観光ルートについては、12月の議会でも今議会でも質問が出ておりますので、市長も努力なされておりますので、これをぜひ実現されるようさらに御努力をお願いするものであります。  次に、教育問題についてお尋ねいたします。  本年4月から学校の週5日制に移行する対策については、学社融合の問題を含め、私も議会ごとに質問しておりますし、12月議会でもいろいろ論議があったようです。詳しくは申しませんが、基本的なことは各学校がゆとりの中で特色ある教育を展開し、児童が豊かな人間性や社会性を養う場とすることにあるとは私は思っております。したがって、それぞれの学校が特色のある学校、特色のある教育が望まれ.るのではないかと思います。今回提出された14年度の施政方針の中で、学校教育の充実にそのような方針が書かれていますが、家庭と学校と地域社会の密接な融合、すなわち学社融合の体制づくりが一番の課題だと思いますが、それを具体的にどう進められているのかをお尋ねいたします。  次に、学校5日制にも関係がありますので、教育長にお尋ねいたします。低学年の児童生徒の保育所にての保護を検討されたことはありませんか。いわゆる特別保育事業でありますが、市長の公約の1つではないかと思いますがどうでしょうか。  教育長にもう一つ質問いたします。このことは市長の直接の公約ではなかったのですが、市長選挙前の立会フォーラムで言われた新エンゼルプラン、いわゆる中学校・高校の一貫校の誘致については、私がここの議会で質問をしたことがありますが、教育長は2市2町の中でも検討しますと言われた経緯があります。お忘れかもしれませんが、文部省が全国で500校の計画を打ち出した件でどのように検討されたのか、また、どこの県にどのように設置されているのか、わかっていれば教えていただきたい。  パソコン講習について伺います。このことにつきましては、本会議並びに12月議会でもいろいろ論議がありましたし、また14年度の施政方針でも提案されており、本市にふさわしい情報化計画を策定中とのことですので、通告しておりました基本的な質問は省略いたしまして、1〜2点のみお尋ねしたいと思います。  まず、地区内住民のイントラネットを活用するには、何といっても末端機器の使いこなしが必要かと思います。昨年も実施し、ことしも講習会が計画されておりますが、やはりそれだけではとても使いこなすことは無理かと思います。昨年もアフターケアの実施を申し上げましたが、検討していただけると回答されておりますが、アフターケアの方法についてお尋ねいたします。  次に、医療、保健、福祉の問題でありますが、病院と保健福祉センターをドッキングした計画が今議会に資料として配付されたので、今後財政問題等で大変厳しいことであろうと思いますが、公約実現に一歩前進だと思います。病院運営の問題、児童福祉の問題、教育の振興、基盤整備、ネットワーク時代の対応、国、県の行政機関の誘致等の問題については、自席から質問を続けたいと思いますが、その前に、先ほど申しました7つの大きな目標と50の公約について、私が1年前質問いたしました事項について、各課長からでもよいので、その実現に向けての取り組みの状況を数値で示していただきたい。数値については、通告していましたとおり、まず実現に向かって模索した、研究した、または検討したものを10%とし、国、県、外部団体等の折衝したものを20%、計画樹立まで至ったものを50%、着手から完了までに至ったものは51%に100%で評価してそれぞれ数値で示していただきたい。  以上、壇上よりの質問を終わります。(降壇) ○市長(野辺修光君)  (登壇)7番議員にお答えしていきたいと思います。多少通告と違っているようでありますので、的確な答弁ができるかわかりませんが、後ほどまた御指摘いただきたいと思います。  まず、私は、選挙時、しあわせで住みよい豊かな串間の創造を目指します。2つ目に、農林水産業、商工業、商店街、観光を振興します。3つ目に、だれもが安心して暮らせるまちづくりを目指します。4つ目に、豊かな人間性をはぐくむ文化・教育施設を推進します。5つ目に、力強い未来の串間をつくる基盤整備として都市計画事業等の早期完成を図っていきます。次に、ネットワーク時代に対応した情報発信のまちづくりを目指します。次に、市民の知恵と力を結集する市民参加のまちづくりを目指します。最後に国県の行政機関の存続と誘致、専門学校等の誘致を図りますという公約を掲げまして、就任以来今日まで最大限の努力を傾注してまいったところでありますが、その結果として、着手できたものも相当ございますが、まだ計画の段階ですぐにでも着手できるものもございます。また、国、県との接触で鋭意努力し、理解を得ているものもあります。調査研究・検討中のものも多数ございます。今後とも公約実現に向けて最大限の努力をしていきたい、こう思っておるところであります。  次に、3大イベントについてのお尋ねであったかと思いますが、これらを集約しまして串間市の観光振興、地域振興イベントとして位置づけ、官民一体となって一大イベントとして取り組んでいくものであります。これにつきましては、市内各種団体の長によるイベント事業についての意見交換会の中で出席者全員の賛同を得たところでございます。今後は、串間活性化委員会、仮称でありますが、の中で、あるいは都井岬火まつり、福島港マリンフェスタ、福島港花火大会、串間市市民秋祭りの3つを柱にして、他の行事、イベント等でき得る限りこれに集約して内容の充実を図っていくことになっているところであります。  次に、都市計画事業についてのお尋ねであったかと思いますが、まず串間駅東部土地区画整理事業につきましては、平成2年度着工以来12年を経過しておりますが、残事業が国道448号の舗装工事及び馬場川河川工事に関連する区画道路、補償物件4件及び宅地造成等を残すのみとなっておりまして、平成15年度には完成する予定であります。また、串間駅西部地区区画整理事業につきましては、早期着工を目指し事業推進のための環境整備に着手しているところでありますが、平成16年度には着工したいと考えているところであります。公共下水道につきましては、御案内のように、さきの12月議会において議員各位の御理解をいただき、処理場の建設に着手したところでありますが、早期に供用開始できるよう取り組んでまいりたいと考えております。公園整備につきましては、第2期の工事を平成13年度で終了し、大方の整備を終えまして、平成14年度にはグランドオープンの記念行事を計画しているところであります。今後は積み残しの部分の整備を急ぐ必要があると考えているところであります。また、住宅整備につきましては、市営住宅の需要は高く、入居待機者が多数おられる状況であり、住宅の整備が急がれているところであります。これまで住宅の補修工事、部分改築等で対応してまいっておりますが、耐用年限を大幅に経過した住宅が多数存在している現実を踏まえ、住宅マスタープランをもとに早急に住宅整備の実施計画の策定に取り組む必要があると思っているところであります。  以下、それぞれの主管課長等より答弁をいたさせます。(降壇) ○教育長(岩下斌彦君)  (登壇)学校5日制等特色ある学校づくりに学社融合はどうなのかという御質問だったと思いますが、それぞれ特色ある学校づくりに17校1分校積極的に取り組みをしております。特に総合学習の時間の活用という点でも代表的なのは各学校で、例えばふるさと学習とか、あるいは笠祇小学校ですと「べぶん子タイム」、北方小学校ですと「せんだんタイム」、あるいは都井ですと「ふるさと発見学習」とか「メロディータイム」とか、こういった名前をつけていろいろ特色のある取り組みをしております。そういった中で地域の人材のマップをつくりまして、そしてその方々のゲストティーチヤーという形の中で指導をしてかかわりを持っていただいておりますし、特に大束小学校におきましては、「ことぶきタイム」という名前もつけておりますが、私が訪問で伺ったときにJA大束の職員の方でございましたが、授業に3〜4名参加をしていただきまして、コトブキイモの栽培の状況、あるいは環境に対する問題、こういったものでゲストティーチヤーとして授業をやっていただいたということでございます。学校教育に地域の方々のお力もいただきながら取り組むという、こういった特色ある教育のあり方が今、徐々にされているところでございます。  次に、中高一貫教育について2市2町での取り組み状況と、以前私も答弁させていただきました。文部科学省は選択機会の拡大を目的に全国500校程度を設置するという目標を掲げておりますが、2001年4月の時点での一貫校は全国で49校にとどまっているようでございます。南那珂教育長会及び宮崎県立高等学校教育整備計画地区連絡会議の中でもお願いをしておりますし、2市2町の教育長会でも要望しておるところでございますが、今現実に考えますのに、やはり積極的な中高一貫教育の取り組みも必要でございますが、今、福島高校の定員削減というのが非常に大きな課題になっております。何とかそれを食いとめたい。そしてまた、できるだけ多く福島高校を受験して魅力ある高校にしていただきたいということでお願いをしております。中高一貫教育も含めて福島高校の存続、これを手がけていきたいというぐあいに思っております。  次に、小学校低学年の児童の放課後の対応についてのお尋ねでございました。放課後は、児童が家庭や地域社会で主体的に生活することを基本とする自由な時間でありますが、低学年児童のうち放課後学校での活動を希望する児童につきましては、指導者の確保あるいは責任所在の確認など、多くの課題があろうかと思います。今後、串間市としてのあり方、あるいは学校5日制の対応という形の中でいろいろ協議をしてまいりたいと思っておるとこでございます。(降壇) ○総務課長(武田憲昭君)  公約実現の達成度といいましょうか、進捗状況についてかなり小さな項目での御質問であったかと思います。基本的には先ほど市長が御答弁申し上げたとおりでございますけど、7番議員、4段階に分けて御質問がありましたので、それに沿って答弁をさせていただきたいと思います。  まず、第一の希望と活力にあふれた産業育成ということでの進捗、達成度合いですが、まず農林水産業の振興につきましては、それぞれ鋭意努力されておりまして、計画から着工に至ってる項目が相当ございますが、その中で主なものだけを御説明申し上げますと、農地保全事業の推進、あるいは栽培漁業、漁船漁業の振興、農業集落環境整備事業等の推進等々がございます。それから、研究から国県との折衝の段階といたしまして、農業用ダムの建設によるかんがい施設の整備、それから新農業農村整備事業の推進等々がございます。  それから、2番目の商工業、商店街の振興につきましては、まず計画から着工の段階が地域産業おこしの推進、市内統一の商品券の推進、地元産品の活用等地元業者の優先育成等々がございまして、あとそれぞれ中心市街地あるいは地区商店街等の活性化、駅前西部地区の再開発等につきましては、研究から国県との折衝段階等々であろうかと思います。  それから、3番目の観光の振興につきましては、プロ野球のキャンプの復活その他スポーツキャンプの誘致、それから五島観光ルートの実現等々でございますが、プロ野球等の復活あるいはそのキャンプの復活、その他のスポーツキャンプにつきましては、20から50%の間ということで、担当課からの回答をいただきました。そして、五島ルートについては、ただいま、もう先ほどから議論がありますように、一応企画書ができまして、国県との折衝を進めておるわけでございますので、ほぼ50%に近いということの報告でございます。  それから、ゴルフ場の建設促進等々がございますが、これにつきましては、御承知のように、計画からもう着工に入っているわけでございますから、50から60の間ということであります。  それから、大きな2番目としまして、だれもが安心して暮らせるまちづくりを目指すということでの、まず第1番目の医療・保健・福祉の推進・充実でございますが、これにつきましては、ほとんどが着手から相当事業が進んでおります。例えば、医療・保健・福祉の連携によるサービスの提供、介護保険制度の的確な運営ということが8割近くの推進状況ということであります。それから、市立病院の改築に伴う保健福祉センターの併設、これがもう計画の段階でございます。それから、基幹在宅介護支援センターの設置に伴う地域ケアの体制の強化、これについても既に着手がされておりまして、相当進んでいるようであります。  それから、2番目の消防防災体制の整備充実でございますけど、危機管理体制の充実、防災支援システムの整備、救急体制の確立というのが50%、いわゆる計画の段階ということでございます。防災支援システムについては、平成17年度から導入の計画の予定であります。それから、消防団の組織育成、設備の充実についても、一部着手がされております。  それから、大きな3番目でございますが、豊かな人間性をはぐくむ文化教育施設を推進するという中での第1番目の教育文化スポーツの振興につきましては、教育予算の増額による保護者負担の軽減、生涯学習の推進、青少年活動の充実及び支援につきましては、現在検討中ということで10%、それから学校週5日制の実施に伴う児童生徒の育成並びに学社融合の推進というのは40%から50%の進捗状況、それから、教育環境の整備につきましては、既に着手されておる部分もございまして7割、70%ということでございます。それから、芸術文化、伝統文化の継承、むつかの里事業等でございますが、8割程度進んでいると。それから社全体育の推進、生涯スポーツの推進等につきましても8割程度ということ、それから大きな力強い未来の串間をつくる基盤整備を図りますということで、まず第一に都市計画事業の早期完成等についても相当進んでおりまして、公共下水道の整備促進の着手が既にされております。それから、運動公園の整備、これもほぼ完成に近い形での進捗状況、公営住宅の整備が今計画の段階、調査検討の段階で国県等の一部折衝ということで20%から30%ということになろうかと思います。  それから、大きな2番目の生活環境の整備充実、これについても相当進んでおりまして、上水道事業の整備、老朽化施設の整備改修、これがもうほぼ完了をしている。それから水道未設置地域の解消、地区集落内の排水、道路の整備ということで、一部水道未設置地区についての解消はなされておりませんが、計画の段階あるいは地区集落排水、あるいは道路の整備については8割方進んでいる。それから、ごみ問題についても着手されておりまして相当進んでおると。  それから、3番目の道路網の整備につきましては、東九州自動車道、これが国県との折衝段階ということであります。国道448につきましては、一部着工もされておりまして、5割以上の進捗状況ということ。  それから、4番目の港湾、漁港の整備につきましては、福島港が既にもう開港を目の前にして、諸施設について計画がなされておるということで5割以上の進捗状況、それから臨港道路の整備、これにつきましても、先日来議論がありましたように、国県との折衝をあわせて一部計画がされているということでございます。漁港の整備施設、設備の充実については、かなり進んでおりまして、8割方が進んでいるということでございます。  それから、大きな5番目、ネットワーク時代に対応した情報発信のまちづくりを目指すということでありまして、ネットシティ串間の構想の推進、それから、ネットワーク時代に対応した人材育成支援のための各種教育カリキュラムの導入、それから串間市情報ネットワーク推進協議会の設置、市民ネットワーク向上を目指してホームヘルプコンテストの実施等々がございますが、今回のイントラネット構想を含めまして、計画の段階ということでございます。  それから、大きな6番目ですが、市民に開かれた効率的な行財政運営を行いますということで、情報公開並びに情報化推進がもう条例も制定されておりますが、あと個人保護条例等が残っていますので7割程度ということ。それから、透明なシステム、透明な組織事務事業の評価システム、これについても事務事業の評価システムも13年度導入されておりまして7割程度と。それから、NPOの支援というのが、これも昨日来議論がされておりますが、これについては調査研究の段階ということで10%程度ということ、そのほか国県の行政機関の存続並びに誘致、専門学校の誘致ということで、これについても国県との折衝段階で20%程度ということでございます。以上51項目でございますが、主なものについて御答弁申し上げました。  以上です。 ○農政企画課長(永友安行君)  お答えを申し上げます。  農業・農村整備事業の今後の計画というお尋ねであったかと思いますけれども、大束台団地のかんがい排水施設を除いてということでございました。農道で4路線、それから農地保全で1地区、基盤整備におきまして3地区の計画を持っておるところでございます。 ○農林水産課長(久保野俊郎君)  お答えします。  省力化の経過と見通しについてでありますが、水田ゴボウの省力化につきましては、これまで関係機関と協議検討をしていましたけれども、洗い作業、それから細根除去、品質選別作業等の一連の作業工程を行う新技術による大型自動機械の開発導入は、製作費に多額の費用を要するため、採算ベースに見合うかどうかの問題点もありまして、新開発までに至っていないところでございます。それから、カンショの省力化を図るためのAO型洗浄機の導入につきましては、食用カンショの果皮が剥離され、商品価値が低下するなどの問題から、現在使用されている小型洗浄機が最もべターな方法であり、JAとしても大型洗浄機の導入につきましては、現在のところ計画はないようでございます。しかしながら、農業の全体的な省力化を図るための生産コスト削減及び農作業の効率化につきましては、各種の機械導入と施設の整備等をそれぞれの部門で取り組んできているところでございます。今後もさらに省力化及び品質向上に向けて努力していきたいと思います。  以上でございます。 ○商工観光課長(山口孝博君)  お答えいたします。  市民秋祭りのお尋ねでございますが、これにつきましてさきの議会で私、いろいろと御答弁申し上げました。その中での、それを受けての御質問でございますが、まず効果・成果についての考え方でございますが、これはそれぞれの方々の考え方、受け取り方によってその受けとめ方は違うと思うのですが、商工観光課長としての受けとめ方で答弁させていただきたいというふうに思っております。これにつきましては、御案内のとおり、これまで長年にわたりまして市民秋祭り開催されてきまして、これまで市民総参加という形の中でその秋祭りが開催され、沿道にはそれぞれ市民が相当参加されて埋め尽くしたという時代もございまして、昨日も議員からもいろいろと状況が御説明がございましたように、そういった中での秋祭りに参加されてきた経緯が現在では商店街の沿道、そういったものの観衆の状況、こういったものを見ますときに、やはり非常に寂しくなった、非常にそういう観衆も少なくなったという私なりの受けとめ方をいたしております。そういった中にありまして、今後そのパレードの内容、さらにはお祭り広場等々のそういったイベントの内容、こういったものもやはり今後さらに検討を加えていく必要があるんじゃないかという私なりの考えを答弁を申し上げたところでございます。今後3大イベントの中の一市民、市民秋祭りとしての集約もされてまいりますので、そういった中でさらに内容等の充実を図っていく必要があろう、そういうふうな取り組みを現在行っているところでございます。  それから、委員会企画会議の出席でございますが、これにつきましては、年に2〜3回の実行委員会等がございます。これにすべて出席をさせていただいております。  それから、委員会での協議内容ですが、これにつきましては、イベントの内容の問題さらには予算の内容の問題、そういったものが委員会での協議内容となっております。  それから、次に、共通商品券の支援の問題でございますが、これにつきましては、平成14年度はプレミアムのそういった利用促進のプレミアムに効果を上げていただくということで、予算措置をお願いしているところでございます。 ○生涯学習課長(山下泰文君)  7番議員にお答えいたします。  13年度に引き続き、パソコン講習会を14年度もお願いいたしておりますが、これらの講習会等のアフターケアについてでございますが、今回の講習会は市民の情報技術の向上を図ることを目的に、初心者向けにはパソコンの基本操作とインターネット、それから中級者にはエクセル、ワードを中心に市内5会場で講習会を開催することにいたしております。アフターケアについてでございますが、6月から9月にかけての平日の講習会のない時間帯を利用いたしまして、パソコン何でも相談窓口を設け、基本操作や操作上の疑問点等に電話並びに直接相談をさせていただくということで体制づくりをいたしたいと思っておるところでございます。さらに今後の対応につきましては、市内にはパソコンに精通された市民もたくさんいらっしゃいますので、これらの方々の理解と協力をいただきながら、その体制づくりを図っていきたい、かように考えているところでございます。  以上でございます。 ○総務課長(武田憲昭君)  大変失礼いたしました。先ほど公約の進捗状況の中で、NPOについてその達成度合いを10割と言ったようでございます。10%に訂正をお願いいたします。 ○議長(深江 明君)  しばらく休憩いたします。
     (午後 2時59分休憩)  ───────────  (午後 3時18分開議) ○議長(深江 明君)  休憩前に引き続き会議を開きます。  本日の会議時間は、議事の都合によりあらかじめこれを延長いたします。  7番岩下幸良議員。 ○7番(岩下幸良君)  2回目を自席からいたします。  公約についていろいろと数値を出してもらいましたが、大分ありました。今からやる部分も大体50%を割ってる分、いろいろありまして、公約に向けて大分進んでるなという感覚は持ちました。また、これからも頑張っていただきたいと思います。  それと、契約について伺います。私は地元企業の育成のため、努めて市内業者との契約をしていただきたいと何時もお願いしておりました。昨年の議会でもこのことを申し上げ、市長、そして助役よりも確約を受けております。それで、現在の市内業者を優先していただきたいという気持ちは私も変わらないわけですけど、今どんな状況でしょうか、お聞きいたします。 ○契約課長(坂中喜博君)  お答えします。  市内業者の育成についてお尋ねでありますが、現在、景気低迷が長引いている中、当市におきましても、工事、物品等の発注につきましては厳しいものがあります。先ほども市長が申し上げましたが、工事物品等の発注におきましては、でき得る限り地元発注を基本に執行しているところでございます。また、12月議会でも議決をいただきました債務負担行為につきましても、地元発注を基本に発注をいたしましたところでございます。今後、さらに地元業者優先に受注機会が図られるよう努力をしながらまいりたいと思います。  以上でございます。 ○7番(岩下幸良君)  それで、私の提案というか希望があるんですけど、串間でできるものは市外の業者を入れないという気持ちはないかどうか、考えはないかどうか、お伺いしておきます。 ○契約課長(坂中喜博君)  お答えいたします。  市内で調達できるものは市内でしないかというお尋ねだったかと思いますが、議員御指摘のように、備品、消耗品、印刷等につきましては、当然ながら市内業者を優先に市内で調達できるものにつきましては、市内業者優先に指名を組んで入札を実施しているところであります。  以上でございます。 ○7番(岩下幸良君)  入札に関しては市内業者を優先していただきたいと思います。  農林の方で後継者育成ですけど、農林だけじゃないんですけど、全体的に後継者育成は必要なんですけど、今議会で農林で制度事業を利用して後継者育成に努めるということが答弁がありましたけど、この後継者育成で市で単独でできるものはないものか、お伺いしたいと思います。 ○農政企画課長(永友安行君)  お答え申し上げます。  後継者の育成ということでのお尋ねであったかと思いますけれども、それぞれ農業関係につきましては、宮崎県農業後継者育成基金というのもございまして、そちらの方で農業高校の在校あたりへの修学奨励金等々もございますし、また今議会でもお願いいたしておりますが、県の事業でありますけれども、新規就農者経営基盤強化事業というのもございます。新規ということでございましたが、市単独での後継者育成の事業は起こしてないところでございますけれども、今後の担い手対策等に関する協議ということで新しい事業という形の中の特定農山村総合支援事業の中での農業振興対策協議会、この中でも担い手育成を含めた生産性向上等の協議をしていくということにもしておりますので、関係機関、JA等の団体等とも協議をし、串間市として特徴のある後継者育成といいますか、新規就農への誘導といいますか、こういうものが図られるよう研究・検討をしていきたいというふうに考えております。 ○7番(岩下幸良君)  後継者育成の方も農業ばかりじゃなくて商工業の方も頑張ってもらいたいと思います。  観光なんですけど、私が質問してちょっと難しかったかなと思うのですけど、質問に対して答えてもらいたいと思います。  それと、課長の考えをお聞きしたんですけど、何か私はちょっと納得いかないんですけど、秋祭りが寂しいとかいろいろ言われます。市民総参加ができないとか言われましたけど、今議会にも出ましたけど、職員のボランティア的なものが必要じゃないかということも出たわけなんですけど、職員が踊りを踊ったりそういうことが出ましたけど、イベントとして課長の答弁は寂しいとか、そういうことしか出てこなかったんですけど、イベントに対して終わった後なんかの市民からのアンケートは取っておられるかどうかお伺いしておきます。 ○商工観光課長(山口孝博君)  アンケートについてはとっておりません。 ○7番(岩下幸良君)  協議会とか役所だけでそういう企画立案されるわけですね。市民総ぐるみのイベントですから、やっぱりアンケートぐらいとって、寂しいとかそういう言葉が出ないようにやっていかなければならないと思うのですけど。課長が、12月答弁でイベントはマンネリ化ということが出ているのですけど、私はさっき言ったように、マンネリ化もこれは伝統的なものがあると思うのですね。それで私も「マンネリ化」と「伝統的」ということをちょっと調べてみたんですけど、「伝統」とは、辞典では「昔から伝えられている思想、風習、技術など有形無形のしきたり」となっております。そして「マンネリ化」という言葉は、マンネリズムの略で「同じような趣味の繰り返しで新鮮味がないこと」なんですよ。マンネリ化していればイベントの市民のアンケート調査をして、毎年毎年新鮮味のあるそういうイベントにやっていったらどうかと思うのですけど、課長、どうですかね。 ○商工観光課長(山口孝博君)  お答えいたします。  今後3大イベントの活性化委員会の中での議論もあるというふうに思っておりますので、御指摘の件も含めていろいろと検討していきたいというふうに思っております。 ○総務課長(武田憲昭君)  秋祭りの事務局長という立場でお答えをしたいと思います。御指摘のように、非常にマンネリ化といいますか、そういうものが何年来続けて同じような形でということで反省があったわけです。それで、先日来御質問がありますように、3大イベントの中で市民秋祭を3つの中の1つの柱にして、それに地場産業、いわゆる温泉祭りですけど、そういうもの、あるいは串間市の健康福祉祭り等々をくっつけて大きなイベントにしていく、そして今従来の秋祭りについては、市民の参加というのがなかなか串間市の周辺での参加が得られないという部分もあります。そして市民総参加の形にしていく。そして、それぞれ商工業会議所を中心にやっておったわけでございますけど、作業とか企画立案の段階、そして作業負担の分散化、そしてコンセプトイメージの統一とか、そういうものを図ってそういう一つの、そして経費、協賛金等の問題もございますので、先ほど市長も申しましたように、串間活性化委員会、これは仮称ですけど、そこの中で企画立案していって、串間市の各種団体、JAを含めてほとんどの団体の参加をいただいて活性化していこうと、そして市民の総参加、できるならば隣接市町村からの参加というんでしょうか、見に来てくれる人、いわゆる交流人口の増大も図っていくと、そういうような企画で新年度早々に協議をしていくということになっております。 ○7番(岩下幸良君)  わかるんですけど、近くで日南市は飫肥城祭りとか、宮崎県の椎葉村で平家祭りですか、いろいろあるんですけど、行政としてその実態を見に行くとか、行政側に開きに行くとか、人数的にも大分お客さんは来てるらしいんですけど、そういうのを伺いに行ったこととか見に行ったことはあるんですか。 ○総務課長(武田憲昭君)  事務局長になって1年ちょっとでございますけど、この1年の間には行っておりませんが、それ以前についてはちょっとわかりませんが、恐らく行ってないんじゃないかというふうに思います。そういう意味でも、1つのノウハウというのは今まで商工会議所を中心にして持っていらっしゃるわけでございますから、そのノウハウを生かしながら、なおかつ今御指摘がありましたような、イベントとして今御指摘のあったような日南市等の祭りについて匹敵するぐらいのものに持っていくという一つの構想もあるわけですから、またその活性化委員会の中でそういう意見も出していって、自分のノウハウを生かしながら、また他のノウハウも学ぶというようなことは意見として出していきたいとそういうふうに思っております。 ○7番(岩下幸良君)  何年か続いているわけなんですけど、だからやっぱり課長がマンネリ化が続いてという言葉が出ると思うのですよね。だから今、総務課長が言われたように、他市やらいろいろ見に行って、いろいろ協議してもらいたいと思います。  それと、商工で融資制度についてお伺いいたします。私も前の議会でも質問をこれはしているのですけど、課長は銀行、会議所等と話し合いをしていくという答弁があって、今度もその答弁が変わってないのですけど、どんな話し合いがあったのかちょっと教えてください。 ○商工観光課長(山口孝博君)  お答えいたします。  現在、この融資制度につきましては、各市町村の状況、動向等について調査中ということでございまして、それにつきましては、やはりその結果によって、今後金融機関、関係機関と協議していくということにしております。 ○7番(岩下幸良君)  これはなぜかというと、私が前これは提案したと思うのですけど、融資制度の、市が設備資金とかいろいろあると思うのですよ。これで市が一応中に入って認めたものは、銀行と相談してから、市が認めたものは商売しておられる方が融資制度を利用するというときに、これはなかなか難しいんですよね。書類が不備だったり保証人の問題とかいろいろあって因っていらっしゃる方も大分おると思うのです。今特におられると思います。私が提案したのは、市が認めたものは優先的に銀行と話し合いをして出したらどうかということを私は前の議会で言ったつもりなんですけど、その点はどう検討されましたか。 ○商工観光課長(山口孝博君)  お答えいたします。   この融資制度につきましては、その融資の対象の問題、さらには手続上の問題、そういったもろもろの要素が絡んでまいります。議員御指摘のように、手続上の問題等もございまして、こういったものも含めて各市町村の状況調査を現在いたしておるとこでございまして、こういった調査が終了次第、金融機関も含めた関係機関と協議してまいりたいと、そういうことで現在取り組みをいたしております。 ○7番(岩下幸良君)  私の意見とちょっとかみ合わないんですけど、今私が言ったことがどう検討されているかどうかを聞いているんですよ。まだ検討中ですか。 ○商工観光課長(山口孝博君)  先ほども申し上げましたように、調査をしながら検討しているということでございます。 ○7番(岩下幸良君)  検討しているということは、実行できますか、できませんか。 ○商工観光課長(山口孝博君)  これにつきましては、ここの場でお約束はできませんけれども、金融機関、関係機関と協議をしてまいります。 ○7番(岩下幸良君)  検討していってください。その問題については終わります。それと教育委員会にお尋ねいたします。これも私は前から言っておることなんですけど、市内の通学路はどのようになっているか、市内全域で指定があるのかどうかをお伺いします。 ○学校教育課長(田中卓良君)  通学路の指定につきましてほ、各学校においてその指  定を行っておるところでございます。 ○7番(岩下幸良君)  教育委員会はこの指定の把握はしているわけですね。 ○学校教育課長(田中卓良君)  把握はしておりますけれども、各学校ごと何路線というのは今資料はここに持ち合わせておりませんので、後でまた。把握はしております。 ○7番(岩下幸良君)  そうしたら、指定は把握しているということですからまた聞きますけど、きのうからの質問で危険箇所は大体きのうの答弁でわかりました。これについて把握してれば、私が聞いてるのはこの通学路の防犯灯の問題なんですけど、私は前の議会でもこれは質問しています。それからどうなっているかお答えください。 ○学校教育課長(田中卓良君)  通学路への防犯灯といいますか街灯の設置につきましては、近年の部分ですけれども、福島中学校校区で松尾線5カ所、桜ケ丘に1カ所最近設置をし、教育委員会の方で維持管理を行っているところでございます。 ○7番(岩下幸良君)  今言われたのは、市内中心部だけですね。ほかの学校はどんなですか。 ○学校教育課長(田中卓良君)  ほかの学校区の街灯の設置等につきましては、新年度、4月ですけれども、予算説明会の折にそういった把握をしたいということで各学校に調査を依頼したいと思っております。 ○7番(岩下幸良君)  新年度予算でですか。新年度予算で各学校に依頼するとはどういうことですかね。 ○学校教育課長(田中卓良君)  説明不足で申しわけありませんでした。通学路の中で街灯等の設置が必要な箇所については把握しておりませんので、4月の早い時期に各学校に調査依頼をし、把握し対応したいと思っております。 ○7番(岩下幸良君)  これは私が質問したときに、すぐ福中のは4月ついたんですけど、私は、そういう立派な街灯じゃなくて、普通九電柱とか普通のライトですね、明かり取りでいいと思うのですよ。そのときに、私も教育長やらその当時の課長さんにそういうとこを歩いてみたらどうですかということをお願いしてたんですけど、それはどうですかね。 ○学校教育課長(田中卓良君)  御意見を踏まえて対応したいと思っております。 ○7番(岩下幸良君)  教育長はどうですか、歩いてみましたか。 ○教育長(岩下斌彦君)  市内17校ございます。そういった中で、まずは部活動関係についての街灯関係でございますが、一つは暗くなる前に自宅の方に向かってほしいと、部活の時間も検討してほしいということも言っておるところでございますし、防犯灯ということになりますと、もう至るところにつけなくちゃいかんということも出てこようかと思いますが、そういった必要な場所について、今課長が申しましたように、協議をしていきたい。直接通学路の夜の道は歩いたことはございません。 ○7番(岩下幸良君)  通学路で今教育長の答弁はクラブ活動で遅くなるとかそういうことをおっしゃいますけど、一応中学校も時間の指定はあるわけですわね、クラブの終わる時間はですね。それからいろいろ着がえて帰るときは、私は夏場は大体明るいからいいと思うのですけど、冬場は5時から暗いんですよ、もう。やっぱり私の知ってるところも生徒さんが家に駆け込みで助けてくれとか、そういう問題を私も知ってるんですよ。だから私はこういうことを前から質問しているんですけど、莫大な金がかかるとか、私はいい品物は要らないと思っているんですよね。ただ、明かりをつけて九電柱にお願いして明かりをつけてほしいと希望しているんですけど、立派な鋼管プールのああいう上等の品は要らないと思うのですよ。あの防犯のためにただ明かり取りということで考えてもらいたいと思います。  それで関連なんですけど、そうしたらそういうことを聞きましたので、最近市内の学枚で何か問題等はありませんか。 ○教育長(岩下斌彦君)  2千数十名の児童生徒数がおります。問題がありませんかと言われればそれはいろいろ問題もあります。そういった中で学校と警察に必要なものは警察との連携をとりながら、あるいは学校と保護者との対応で十分対応できるものについては対応をしていただいてると、今の質問に対してのお答え、これでよろしいでしょうか。 ○7番(岩下幸良君)  今ちょっと何ですかね、私は学枚等で何も問題等は起こってないかということを聞いているんですよ。2千数十名がおるから起こりますとかそういう回答でいいんですか。答弁が横着じゃないですか。問題をみんな聞きますよ、今から私が把握しておることを。例えば、飲酒、たばこ、不登校、問題はないですか。 ○教育長(岩下斌彦君)  飲酒、たばこ等の問題はいろいろ報告が来ておるところでございます。そういった中で学校と協力し合いながら保護者等の理解を得てやっていただいているところでございます。特に問題はないかということでございますが、一番懸念しておりますのが児童生徒が所持する携帯電話でございます。全国的にもいろいろ携帯電話による問題が起きております。これは他市町村の問題だけでなく、串間にもそういった状況が考えられるわけでございますが、問題が起こらないように今後とも保護者の理解をいただきながら、学校長を含め、協議をしていきたいと思っておるところでございます。 ○7番(岩下幸良君)  起こらないように、保護者の皆様、それは保護者はみんな子供がかわいいから、そういう問題を起こしてはいけないと思っているわけなんですよね。学校に行ってから問題が起こってるとか、家で帰ってから起こってるとかいろいろあるんですけど、12月議会でも一応福中なんかの問題が質問があったと思うのですよ。そのとき教育長は質問に対して答弁は要らないと言ったら、お答えしませんという答弁だったと思うのですね。それからまた後でいろいろ問題が起こってるんですよ。だから私は聞くんですよ。だから、横着なそういう答弁だったら、私はそれもまた飲酒のことを言いますけど、これは去年も福中なんかで起こっておるわけですわね。それで今度、福中が私立の合格、私立の試験が1月30日ありましたね。それからその私立の合格者に対して、子供に対して誓約書を書かせているんですよ。福中なんか去年もそういうことが起こってるからこういうことを書かせるわけですね。中学校まで義務教育ですよ。生徒と先生の信頼関係が全然なってないんですよ。おかしいんじゃないですか、こういうことは。そういう教育長やら課長は、校長会とか先生との会議等ではそういう問題とかいろいろその点は何も出ないんですかね、対策とか。 ○教育長(岩下斌彦君)  特に危機管理という点も各学校は常に考えております。また、3学年の受験が終わった、あるいは発表後の子供たちの心理というのは、我々のはかり知れないものもあろうかというぐあいに思います。子供を信じるというのは当然教職員としてやっておりますけれども、今言われましたように、たばことか飲酒とか学校外でのいろんな状況も生まれるわけでございます。そういった中でやはり3学年全員でございますが、市内の中心校でもございますけれども、希望する高校にぜひ合格してほしいというそういった願い、そしてまた、その学校で誇りと自覚を持ってほしいというこういった保護者の考え方もあると思いますけれども、学年会でいろいろ協議し、あるいは全職員で協議をして、学校長、学校の主体性の中で誓約書なるものを作成して、そして内定を受けた子供たち無事に高校に入学をしていく。誇りを持って入学できるようにという願いのもとに誓約書は出されたということでございます。そのようにお聞きしております。 ○7番(岩下幸良君)  これはそうしたら学校がそう伝えておるわけですね、教育長に。これは毎年出てるんですか。 ○教育長(岩下斌彦君)  一つは学校長の主体性ということで解釈をしておるとこでございます。 ○7番(岩下幸良君)  この誓約書は毎年書いてるんですかということですよ。 ○教育長(岩下斌彦君)  それは確認をいたしておりません。特に以前でございますが、卒業式にかなり不安な状況もあったということで、かなり前でございますが、警察の方にも制服で来ていただいて、卒業式が無事に終わるよう、また子供たちが伸び伸びと育つようにということで連携をとりながら卒業式を迎えたこともありました。この誓約書に関しましては、毎年出しているかどうかはわかりません。 ○7番(岩下幸良君)  今、学校長の意思でと言われましたね。これは指導部が話し合いで学校長に依頼して指導部が出しているんですよ。課長には私はそういう調査をしてくださいとお願いしていたはずですけど。 ○教育長(岩下斌彦君)  一つはぜひ御理解をいただきたいのですが、学校が出します文書につきましては、校長承認が必要であるというのもありますし、こういった誓約書に関しまして教育委員会に出す、出さんというそういった承認の方はないところでございますが、今後とも円滑な子供たちの進学が望まれるよう期待をしながらしているところでございます。 ○7番(岩下幸良君)  そういうふうに円滑に起こさんと言われますけど、去年はどうでしたか。今度高校の推薦問題もあるんですよ。そういう実態調査をしているんですか、去年から今年。 ○議長(深江 明君)  しばらく休憩いたします。  (午後 3時50分休憩)  ───────────  (午後 3時53分開議) ○議長(深江 明君)  休憩前に引き続き会議を開きます。教育長。 ○教育長(岩下斌彦君)  誓約書を作成するに至った経緯ということで、後で報告を受けたところでございますが、これは読ませていただきますが、「生徒が高等学校合格、内定を機に高校生になるという誇りと自覚を持たせ、残りの中学校生活を充実したものになるよう形に残すために行うため」、また保護者に対しては、「学校生活外において規則正しい生活をさせるとともに、非行等問題行動を起こさぬよう、生徒の健全育成のため、高校入学まで見守っていく姿勢を形に残すため」、こういうことで学校側の目的としてしたということでございます。また、高校受験に対しての推薦入学のことだったんでしょうか、これはもう各保護者に対して推薦関係については希望をとり、そういった中で高校に推薦書を出す、そういった段階の中でいろいろやっておるところでございます。 ○7番(岩下幸良君)  推薦問題はちょっと教育長もまだ実態を知らないんでしょう。今読まれたのは、それは学校から来たわけですか。 ○教育長(岩下斌彦君)  ただいま誓約書に関しての経緯ということで、今読ませていただいたのはそのことでございます。ただ、推薦入学関係につきましては、中学枚と高校との間でいろいろ協議をしていただいて、高校側が大体枠を決めます。そしてまた子供たちのいい面とか今までの経験の中で、例えばスポーツの中でいろいろ経験したこととか、リーダー性があるとか、そういったことを踏まえて自己申告関係も出しておるところでございます。 ○7番(岩下幸良君)  それは通常のことでしょうが。私がこういうことを聞くわけがないんですよ、通常のことなら。通常では去年からないからこういうことを聞くんですよ。そういう立派なことを聞けば実例をまた挙げんにゃいかんですがね。知らなければ知らないでいいんですよ。関連してるから私は言うんですよ。いろいろそういう問題が起きてるからそういう誓約書を取るんでしょう。去年は取ったか取らなかったか、今までずっと取ってきてるかどうかを聞いてるんですよ。それは調べてないでしょう。それにずっと関連があるんですよ。何でことしだけ取るかということなんですよ。去年いろいろあったからなんですよ、教育長の答弁によってはまた実例を挙げますよ、これは。そういうことを実態として委員会は調べてるんですか。指導主事の方もおられるんでしょう。 ○教育長(岩下斌彦君)  誓約書に関しましてただいま読み上げましたのは、学校側がその目的として上げておる、これを読ませていただいたということで、昨年誓約書を取ったとかということは確認をしてないところでございます。 ○7番(岩下幸良君)  その今の理由書ですね、その誓約書、今読まれたですね、これは親にも配布がいってるんですか。 ○教育長(岩下斌彦君)  そこまでは知り得ておりません。 ○7番(岩下幸良君)  それをやっぱり子供に、子供の名前と親の名前を書くような誓約書だったんですよ。これは何かと私も聞きました。去年そういうことがあるからことしは取って、ことしの子は先生と子供の意思疎通はなかったと私は感じているのですよね、こういう誓約書なんか取って。悪いことをしたら高校は合格しませんとか、そういうことが書いてあったんですよ。私は、ずっと毎年取っておれば何も言わないのですけど、例えば、高校に入るときとか、そういうときはあるんですよ、そういう誓約書はですね。小学校1年から中学校3年まで義務教育でそういうことがあっていいんですかね。 ○教育長(岩下斌彦君)  また、その誓約書に関しましては、当該校の校長から十分説明を受けてみたいと思います。 ○7番(岩下幸良君)  これはもう話が尽きませんので終わりますけど、ほかに質問いたします。  スポーツ振興についてですけど、指導者が少なく少子化がある。小体連、中体連を通して研究をしていくと先日答弁されていますが、どのような研究をされていくんですかね。 ○生涯学習課長(山下泰文君)  7番議員にお答えをします。  スポーツ振興についてでございますが、全国大会等による選手の激励のための横断幕の設置やスポーツ少年団指導者研修会の開催、さらには体育指導員と指導力向上のための各種研修会の積極的な参加をお願いいたしまして、指導力の強化に努めてきたところでございます。今後とも振興を図る上から底辺の拡大、さらには競技力の向上に向けて取り組んでまいりたいと思っているところでございます。  以上でございます。 ○7番(岩下幸良君)  学校でこの小体連、中体連の組織の充実ということは生涯学習ですか、課は。学校じゃないんですか。 ○学校教育課長(田中卓良君)  小体連、中体連の組織づくりについての予算措置は学校数育課の方で行っております。 ○7番(岩下幸良君)  だから聞いているんですよ。今から研究していくと言われたから、どういう研究をしていかれるんですかと聞いているんですよ。 ○教育長(岩下斌彦君)  小体連、中体連とのお話が今出ましたけれども、前からお話ししてますように、少子化というのは非常に大きなスピードで、速いスピードで今串間は起きております。競技力の向上、あるいは底辺拡大とはいうものの、好きなスポーツがなかなかできにくい。学校によりましては男子生徒がテニスとあるいはバレー、でなかったら1つの競技、バスケットしかできないとか、そういった状況が生まれてきておる。そういった中で、今研究をやっておるかということでございますが、例えば2校3校で競技種目に参加できるような体制はできないものだろうか、また、好きなスポーツが何とかできるようにできないだろうか、ですから、先日の答弁の中にもありましたけれども、総合型地域スポーツ、こういったものも研究の中で今後取り組みをしていきたいというふうに思うところでございます。人数が限られておる中ではできるスポーツがなかなか難しいということでございます。  以上です。 ○7番(岩下幸良君)  これは中体連はこの間も新聞なんか出ていましたけど、2校寄り集まって複合で大会に参加できるようなことは、私も去年から言ってると思うのですよね。それを研究していくわけですか。 ○教育長(岩下斌彦君)  中体連関係で2校で1つのチームということで、かなり私も以前からそういった中体連関係の、あるいは県教委の方に話をしていっております。一つは中学校体育連盟の考え方もあるでしょうし、スポーツ振興の上から一つの県体の中では出場ができないと、あとは複合の2校の中で競技が認められるというのもこれから今出てきているようでございますが、今後そういった普及を願っていきたい。ただ、串間におきましては、そういった輸送体制あるいは学校との連携、学枚同士の連携というのが非常にこれから難しいのではなかろうか、しかし、それをどう取り組むかを今後検討していただきたいというふうにお願いをしているとこでございます。 ○7番(岩下幸良君)  学社融合はいろいろ計画でそういうことはわかりました。総合学習でですよ。ふるさととか笠祇は「べぶっ子」ですか、「ふるさと学習」とか「カライモ」とかですね、わかりました。それはわかりましたけど、そうしたら過5日制についてお伺いしますけど、先日来の答弁で、5日制については施設の管理が難しいから、指導者の数が足りないから土曜日学校開放とか難しいという答弁が同僚議員から何人も出ましたが、答弁はそれだけだったんですけど、これはきのうから出ておるんですが、学校の先生方のボランティア活動とか、いろいろあると思うのですね、方法は。その点はいろいろそういう問題とかは出てないですか。 ○教育長(岩下斌彦君)  土曜日曜の中での管理体制、これは1つは問題だというふうに言っておりますが、教職員にじゃボランティアで土曜日曜やってくださいよと、これは相当の理解がないことにはなかなか大変であると言われます。よく言われます。教職員は忙しい。忙しいという話をされますけれども、これから先生方の御理解をいただいて、そういったボランティア意識の中で取り組みをしていただくとすれば、大変ありがたいというふうに思ってます。今後の課題であろうというぐあいに思います。 ○7番(岩下幸良君)  大体ことしの4月から5日制が始まるということばわかっていたんですよね。市のこの4月1日からの今まで聞いてきたんですけど、ちょっと納得がいかない面もあるんです。その会合が難しいとかですね。これは4月1日からわかっていたことに対して、教育委員会での対応はなかったわけですか。5日制に対してこれは去年からわかっていたわけですわね。どうするとか、教育委員会でまだ学校側とも打ち合わせとかどうするとかいうことは、まだ話し合いの場は設けていらっしゃいませんか。まだなかったんですか、そういうことは。取り組みが私は逆に遅いと思うのですよね。 ○教育長(岩下斌彦君)  学校過5日制に対しては、再三答奔させていただきますが、12年からの移行期ということでいろいろ取り組みをしていただいております。月のうちの半分の土曜日は今まで経験をしておるところでございますし、今、教育課程を各学校で取り組みを考えております。もう既に週休2日制の対応という形でいろいろな行事もやっているところもあるわけでございますが、今回また平成14年度新しい教育課程の編制を組みます。そういった中で、例えば学校によりましては、それは学校開放を日にちを指定して月のうち一度ぐらい組む学校も出てこようかと思いますし、あるいは地区の協力をいただいて、高齢者の方々も学枚に来ていただいて、子供と一緒に過ごすとか、いろんな計画を今考えております。今回、予算関係でも総合学習の時間ということでお願いをしておるのもそういった有効活用を図るためのものであろうというぐあいに思っておるところでございます。
    ○7番(岩下幸良君)  5日制で例えば学力低下を懸念して土曜に学校で補習する自治体もあると聞いているんですよね。当市においてはそういう考えはないか。 ○教育長(岩下斌彦君)  今の段階ではその補習をやってほしいというそういったことは言っていないわけでございますが、各学校でのいろんな取り組みをこれからやっていきます。そういった中で平成14年度に新しいまた人事異動もあることでございますし、校長もかわります。教職員もかわる中で今必死に教務主任あるいは校長を通していろいろ特色ある学校づくりということで取り組みを考えているとこでございますので、平成14年度のスタートを一緒にまた迎えたいと思っておるところでございます。 ○7番(岩下幸良君)  5日制ですけど、教育長の答弁は前から地域で育てるとかそういう答弁が来ているんですよね。地域で育てる、家庭で育てるという答弁なんですけど、子供は昔から今日まで地域で育ってきたと思うのですよね。そこに生まれればそこの地域で育ってきた。そしてまた、日曜とか祭日、春休み、夏休み、冬休みといろいろ休みがあって、そこで従来からその地域で育てられてきているのですよね。それが地域ですよね、これが。これで完全週5日制で新たに地域で育てるということは、現在まで地域で育てる力が不足しているんですかね。地域で育てるということが、今までは不足しているんですか。何か不足している点があれば教えていただきたいと思います。 ○教育長(岩下斌彦君)  もちろん各地区熱心にやっていただいてる方の中では、地域とともに子僕たちを行事に参加させたり、あるいはクリーン作戦とかそういったもので一緒に育てていっていただいてる方もあります。ただ、どうしても昔と違いまして、地域とのつながりが薄い、希薄化という表現をしておりますが、そういった現象も見られるところでございます。そういった中にあって、やはり子供たちの健全育成という形では、まだまだこれから地区の皆様方のお力もいただきながら、大人の力をいただきながら見守りもお願いをしたい。やはり5日制の趣旨を考えながら取り組みをしていきたい。特によく表現で出てますのは、昔は大人が何でも知ってたわけでございますが、今はパソコンに関しましては、あるいはゲームに関しましては、子供の方が非常に進んでいる、かえって親の方が習う、こういった感覚の違いもちょっといろいろ出てきていようかと思いますが、この学枚5日制を一つのチャンスとしてとらえていただいて、子供たちをはぐくんでいただきたいと考えるところでございます。 ○7番(岩下幸良君)  わかりますけど、各地区とも事情が違うと思うのですよね、いろいろ。具体的にどのように地域で育てるかという問題もあると思うのですよね。5日制になればですよ。だれがその責務を負って指導するとか、そういう問題も出てくると思うのですね。 ○教育長(岩下斌彦君)  一つ原則的に言えば、まずは子供の親がしっかり家庭教育をやる、そういった中でしつけ、あるいは基本的な生活習慣、こういったものをやって、基礎にしながら地域との連携を深めていっていただくと、こういったことでございます。 ○7番(岩下幸良君)  もう言いませんけど、5日制に対しても教育委員会も学枚側や市の教育委員会の方針とか、そういうことをきっちりとしてもらって進んでもらいたいと思います。  それと、職員の研修なんですけど、今回、残念ながら国保病院で医療事故がありましたね。それで、私は職員研修については再三質問してきたつもりなんですよ。本当に今度は初歩的なミスが、結果はまだわかりませんけど、重大な事故につながっておるわけでございます。職員の意識の改革に問題があると思うのですけど、再度職員の研修はどのような方法で行われているか教えてもらいたいと思います。 ○総務課長(武田憲昭君)  お答えいたします。  職員の意識改革についてでございますけど、これについては、まずそれぞれ派遣研修あるいは講師招聘研修と、そういう形でまず一つ行ってますが、一つはやはり今、特にお願いしているのが、実務を通した中での職員を研修といいますか職場長を中心にした研修をやっていただきたい。そのためにはやはり定期的な課の会議、あるいは係長会とかそういうものをぜひやっていただきたいということでお願いして、いろいろ研修によってなかなか実が上がらないがという御質問があるわけでございますけど、そういう形でやっています。それが一つは職員の意識改革につながっていくというふうに思っております。市民の目から見た場合は、やはり公務員というのが、どうも昔のお上の根性というんでしょうか、お役人の体質というんでしょうか、そういうもの、あるいはまた親方日の丸的なコスト意識の欠如とかそういうものがよく言われるわけでございますので、そういうことも含めて今研修を体系的に、並びに職場研修を中心に計画をしているとこでございます。 ○7番(岩下幸良君)  病院の問題ですけど、先ほど14番議員からも指摘があったんですけど、昔から病院というところは異動がありません。職員も看護婦さんたちももうちった横着になっちょっとじゃないかと思うのですね。初歩的なミスということはですよ。私も病院には研修についてはいろいろ質問しているのですけど、私が言った、今病院事務長が言われたことは、今の事故があってからの職員研修を言われたわけなんですけど、私が去年おとどしとまた言ってるのですけど、そのあたりの研修はどう行っていたかちょっとお聞かせ願いたいと思います。 ○市立病院事務長(山内 学君)  お答えいたします。若干準備不十分なとこがあるかと思いますけど、御理解賜りたいと思います。  病院の研修につきましては、従来から技術研修と接遇研修と、大体こういった形で研修を行ってきておるところですが、この技術研修につきましては、それぞれ専門、看護、リハビリ、薬局、給食、それぞれのセクションごとに、ドクターもそうですけれども、研修をやっていくわけですけれども、それらにつきましては、それぞれ部外で研修を受けております。年間に約250人、延べ人員でいいますと250人ということになっておるわけでございますが、今度患者さんが主役ですという形での接遇研修、そういったことも院内でやってきております。昨年13年では2月に第1回目、それから8月に2回目をやっておりますが、患者さんが主役ですというところでやっております。いわゆる医療界というものが売り手市場というんですか、医療機関優位から売り手市場、患者優位へと変化してきているということの認識をまずしていただくということから研修をやってきておりますが、残念ながらこういった研修が初歩的な基本的な医療ミスによりまして、根本から考え直さなければならなくなったことに対して本当に残念でありますが、深くおわびいたしたいと思います。 ○7番(岩下幸良君)  総務課長、全課長にお願いするんですけど、職員研修ですね、これはロールプレー方式ですかね、1対1のですね、お客さんの立場に立った話、そういうロールプレ方式を入れて研修したらいいと思うのですよね。ただ、だれか講師を呼んで、その前でそういう方式とかいろいろ方式はあると思うのですよね。その点をお願いしておきます。ちょっと聞きますけど、公務員の国が今度改革を打ち出したわけなんですけど、その中で能力主義の採用がありました。串間市ではその能力主義についてどう考えておられるか、お聞きしたいと思います。 ○総務課長(武田憲昭君)  お答えいたします。  職員の登用というのは基本的には能力主義と、それぞれ能力に基づいて登用がされていると、基本的にはそう思っております。今回今御質問がありましたように、国の公務員制度が改革されると。それに合わせて地方公務員の制度も改正がされるということになっております。これにつきましては、今岩下議員も御指摘があったように、その基本といたしましては、やはり今の給与体系の見直しというのは、能力等級制の導入というのが強くうたわれております。そういう意味では、それを評価するシステムというのを同時に改正というか、新たに策定がされるというふうに思っておりますが、その職務遂行能力というのが非常に重要視されて、それが中心的なものになった制度改正ということであります。したがいまして、串間市においても、その制度の改正に呼応した形で同一歩調で改めて見直す必要があると、そういうふうに思っております。 ○7番(岩下幸良君)  土木課長にちょっとお伺いします。  市道の整備、これは完成、未完成いろいろあるわけなんですけど、14年度は新規事業は予算書を見ると出てきてませんが、市内中心部ばかりじゃなくて、ほかの市街ですかね、市道の拡幅などがいろいろあると思うのですけど、その点はどうなっていますか。 ○土木課長(深江健輔君)  市道の新規契約についての考え方ですけど、交通量、公益性、利便性、緊急性及び地域性を入れながら考えております。  以上でございます。 ○7番(岩下幸良君)  地域性で考えていると言われますけど、そうしたら、市道整備はどのぐらいの完成ですか。 ○土木課長(深江健輔君)  市内の改良率につきましてほ26.4%、舗装率が78.2%ということで、非常に改良がまだまだというような状況でございます。 ○7番(岩下幸良君)  この道路については、各地区からもいろいろ陳情が来ると思うのですよね。予算的にもありますので、随時これはやっていってもらいたいと思います。  それと企画課長にお聞きしますけど、情報発信のまちづくりですが、ちょっとほかの県なんですけど、変わった市民の情報手段があるということで私もちょっと資料を持ってきているのですけど、これは熊本県の天草町で全戸数に端末機を配置して、簡単にインターネットができるというシステム、今の時代に先取りして、いろいろシステムが脚光を浴びているわけなんですけど、私も詳しいことはわかりません。これは間遠ってるわけじゃないんですけど、民間がそういう無料提供で企画立案して端末を民間に配って、いろいろ買い物情報とかそれまできているということなんですよね。これはアイデアとして企画課長、調査してみる必要があると思うのですけど、その点どうですかね。 ○企画課長(今村勝哉君)  お答えいたします。  ネットワーク時代の対応についてという御質問でございますが、その中で熊本県の天草町が全戸にパソコンを配付しているが、そのような取り組みはできないのかというような尋ねであったかと思います。この件につきましては、天草町に照会しましたところ、全戸にパソコンを設置したのではなく、このたび、天草町におきましても単独事業で庁内LANを整備し、庁内の職員80名にパソコンを配置したということでございました。これを足がかりにして、今後地域情報化を進めていくというお話を伺ったところでございます。住民に対しましてパソコンを設置した例といたしましては、御承知のとおり、本県の北郷村におきまして、750世帯のうち200世帯に設置した例がございますが、本市の場合におきましては世帯数も多いということから、このような取り組みは難しいのではないかと考えております。 ○7番(岩下幸良君)  もう一回教育委員会にお尋ねいたします。  先ほどの地域で育てるということなんですけど、家庭でいろいろ保護者がやってもらわなければいけないということなんですけど、実際考えてみると、まだ串間の方は、企業は週休2日制をまだ取り入れていないとこが多いんですね。それで、2日制という土日休みというとこは、公務員さんか各種団体さんしかいないと思うのですよね。そうなってくると、地域で取り組む、家庭で取り組むというと、働いていらっしゃる方は休みをとってしなければいけないと思うのですね。所得が関係してくると思うのですよ。その所得の負担は、今度は大変大きな負担がくると思うのですね。1カ月に4日ですよね、土曜日はですね。そうなると、子供たちが無料でできるような学校開放とか環境づくりをしてもらいたいと思うのですけど、できますかね、これは。 ○教育長(岩下斌彦君)  今、週休2日制に対しての御質問でございましたが、確かにこういった地域で育てるというのは非常に難しいという段階だと思います。しかし、やはり隣近所連携をとっていただいて、あるいは今までも子供会というのがございました。役員を経験された方もたくさんいらっしゃると思うのですが、役員だけに任せるのじゃなくて、じゃ何かを子供たちがやりたいというときに、何でもかんでも大人が世話をして、いろいろ段取りまでしてということよりも、子供たちにいろいろ企画立案関係をさせて、あと土日がいつもお休みとは限りませんので、できましたらいろいろ知恵を出し合っていただいて、交代制で見守るとか、あと、じゃ図書館関係もありますし運動公園関係もございます。いろいろ皆さんの知恵を集めていただいて、また地域の方々の組織もいろいろお知恵を出していただいて、何とか週5日制の対応をこれからお願いしたいと思うところでございます。ただ、今の現実ですと、どうしても同学年の友達といいますか、横のつながりしかほとんど少ないような感じがいたします。昔の地域では一つの大きな組織がありまして、自分たちでチームを組んで隣の町のグループと野球の試合をやったりとか昔はやったもんですけれども、なかなか最近こういった状況が生まれにくい。子供会あるいは地区の自治会、こういった方の御協力もいただきながら、今後、取り組みをしていきたいというぐあいに思っております。 ○7番(岩下幸良君)  それと、国県の出先機関ですね、誘致等はどうか、何か計画があれば教えてもらいたいと思います。 ○市長(野辺修光君)  国県の行政機関、専門学校等についての誘致はどうかということであろうかと思っておりますが、国県の行政機関の存続並びに誘致、専門学校の誘致を公約として上げているわけでありますけれども、このことは地域活性化、教育文化の向上、若者の定住化促進とその重要性を十分認識をいたしておるところであります。このことから、国県の行政機関の存続にづいては陳情を行っているところであり、今後とも情報収集に努めるとともに、それぞれに向け取り組みを強化してまいりたいとこう考えております。また、本市における各種学校、専門学校、研修施設等の誘致を取り巻く環境は、御案内のように大変厳しい状況下にあるわけでございますが、今後につきましても、新たな展開を含め、幅広い観点からその可能性を求めて、積極的に誘致活動に取り組んでまいりたい、こう考えているところでございます。 ○7番(岩下幸良君)  最後ですけど、だれがやるかれがやるじゃなくて、行政もこれはずっと継続していかなければならないと思うのですよね。だから、やっぱり市民と一緒に私たち議会、行政と市民一体となって、これからまた串間市を盛り上げていってもらいたいと思います。終わります。 ○議長(深江 明君)  お諮りいたします。本日の会議はこの程度にとどめ延会したいと思います。これに御異議ありませんか。     (「異議なし」と呼ぶ者あり) ○議長(深江 明君)  異議なしと認めます。よって本日の会議はこの程度にとどめ、延会することに決定いたしました。  あすは午前10時から本会議を開き、一般質問を続行いたします。  本日はこれにて延会いたします。  (午後 4時35分延会)...